日本航空、ジェットスター・ジャパンの出資比率50%に引き上げ
” 日本航空(JAL)が格安航空会社(LCC)、ジェットスター・ジャパン(千葉県成田市)への出資比率を33.3%から50.0%に引き上げたことが分かった。
LCCを巡ってはANAホールディングス(HD)傘下のLCC2社が経営統合し最大手に浮上するなど競争が激化している。JALはジェットスターとの関係を深めて競争力の強化を図る。
9月30日までに三菱商事にが保有していたジェットスター・ジャパン株式の16.7%を買い取って筆頭株主となった。
取得額は非公表。ジェットスターの現在の出資比率はJALが50.0%で豪航空大手カンタスグループが33.3%、リース大手の東京センチュリーが16.7%となった。
JALはジェットスターは連結子会社にはせず、事業面での連携を強化する。
JALの国際便とジェットスターの国内線網の連携を強化する。訪日客の国内地方空港への送客増などにつなげる狙いだ。
ジェットスター・ジャパンはJALによる出資引き上げ後も、カンタス航空と同社傘下のジェットスターグループとの協力関係は変わらないとしている。”(出典:日本経済新聞)
ジェットスター=オーストラリアのイメージが確立されていましたが、日本航空が出資比率を高めたことで、日本国内での(ジェットスターの)プレゼンスが高まってきそうですね。