オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:留学生、バックパッカーが直面する現実

留学生、バックパッカーが直面する現実

” オーストラリアで働く外国人留学生とバックパッカーの3分の1は最低賃金の半分しか支払われておらず「組織的な賃金泥棒」に遭っているとする報告書が21日、公表された。

最もひどい状況に置かれているはアジアの留学生やバックパッカーたちだという。

「Wage Theft in Australia(オーストラリアにおける賃金泥棒)」と題された報告書は、ニューサウスウェールズ大学(University of New South Wales)とシドニー工科大学(University of Technology Sydney)の研究者らが、107か国の出身者を対象に13種類の言語でネット調査を実施し、その結果をまとめたもの。

オーストラリアには外国人留学生といった一時的な滞在者が90万人以上存在し、労働市場の約11%を占めている。

だが調査に応じた回答者4322人のうち30%は、調査を実施した2016年後半の時点で、

一般労働者の法定最低賃金である時給22.13豪ドル(約1880円)の半分の給料しか支払われておらず、またほぼ半数の人々の時給は15豪ドル(約1270円)以下だったという。

報告書の共著者であるニューサウスウェールズ大学のバッシーナ・ファーベンブルーム(Bassina Farbenblum)氏はAFPに対し、

「非常に驚くべき点」として、外国人留学生とバックパッカーの86%が、自分が保有するビザ(査証)では誰もが低い賃金しか支払われないものと考えていたと語った。

また中国、台湾、ベトナム出身の回答者の約75%が時給17豪ドル(約1,440円)以下で働いていた一方、同じ賃金で働いていた米国、英国、アイルランド出身の回答者の割合は35~41%だったという。

報告書は、こうした状況がとりわけ飲食業界でまん延しているほか、果物や野菜の収穫に携わる仕事も「特にひどい」と指摘している。”(出典:AFPBB News

導入に際し、論争となったバックパッカー税に

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雇用主によってのケースバイケースと捉えていますが、今回の調査で明らかとなった現実に・・。

渡航前にお金のやり繰りのシュミレーションされている場合など少なからず影響あることと考えますので、経験者や信頼出来るところからのヒアリング、リサーチなど、

旅の醍醐味は行き当たりばったりのところにもありますが、方や入念な準備が大事であることも記事から学ばされます。

オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所

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上記は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所」の2017年11月22日掲載分の記事です。
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