次期駐日大使にリチャード・コート氏が任命
” オーストラリアのビショップ外相は22日、リチャード・コート氏(69)を次期駐日大使に任命したと発表した。
ミラー大使の後任として年明けに就任する。コート氏は1993~2001年に西オーストラリア州首相を務めた知日派。
州首相時代に液化天然ガス(LNG)や鉄鉱石の主要輸出先である日本との関係を深めた。
自由党の政治家を経て、現在は資源投資戦略コンサルタンツ会長や豪日交流基金理事を務める。
日豪経済交流への貢献が認められ、2008年に旭日重光章を受章した。父のチャールズ氏も同州の元首相だった。
ビショップ外相は声明で「日本はアジアで最も密接な戦略的パートナーであり、最も重要な経済パートナーの一つだ」と述べ、安全保障や防衛面で日豪の絆が強まっていると指摘した。”(出典:日本経済新聞)
以前、大使館職員の方から耳にしたところによると、アメリカと違って駐日大使の任命に政治色は薄いようですが、
オーストラリアにとって日本の重要性を鑑みると、要職を経験され且つ知日派ということであれば必然性の高い人事と感じました。
現職のブルース・ミラー駐日大使は、Twitterでアカウントを持たれ、それが直接的であれ、間接的であれ、
情報発信され、日本人と近しさ感じられる距離感を持たれていたことは、駐日大使交替によっても受け継がれることを望みます。