男女間での賃金格差2万7,000ドルに
” 職場における男女平等局(WGEA)が16日、雇用主11万4,000人、従業員400万人を対象とした最新の男女平等スコアカードを発表した。
WGEAによると、職場における男女比はほぼ半数ずつであるにもかかわらず、1年間の賃金では女性のほうが男性より2万7,000ドル近く少ないことが明らかになった。
管理職ではさらに男女の賃金格差は拡大し、9万3,000ドルとなった。またCEOでは6人のうち5人が男性で、管理職全体で女性が占める割合は37%だった。
WGEAのディレクターのリビー・ライオンズ氏は、これらの格差は故意なものではなく、「無意識の先入観」によって生み出されていると指摘している。
ライオンズ氏はまた、女性は出産や子育てで休職し、夫には有給の育児休暇をとらせ、育児や介護において男性よりも大きい責任を負うために、管理職に就く機会を逃してしまうと分析。
同氏は、「我々はそれらの責任が分担できることに気づき、雇用主に対し男女同じ条件で育児休暇を付与するよう働きかけるべき」と述べた。”(出典:JAMS.TV)
同様の話題は日本でも聞かれることで、一朝一夕に解決出来ない問題と捉えていますが、
成果主義の企業もあれば、働きやすさに力点を置かれた企業もあったり等、
個人の価値観に合わせ、就業先を選択出来る社会であることが重要であるように思います。
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所