ラグビーオーストラリア レイリーン・キャッスルCEO、ワラビーズのワールドカップ中の行動を謝罪
” ラグビー・オーストラリア(RA)のレイリーン・キャッスルCEOは、ワールド・カップ期間中のワラビーズ選手の場内外における行動に問題があったとして、
ワールド・ラグビーに謝罪文書を送った。シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
ラグビーの国際競技連盟であるワールド・ラグビーが、日本で開催されたワールド・カップの時期に、
ワラビーズのマイケル・チェイカ・ヘッド・コーチを含めたワラビーズ選手の試合中の行為や、
場外での日本滞在中の行動に懸念を明らかにしたことを受け、ラグビー・オーストラリアのCEOが謝罪したもの。
懸念は、ワールド・ラグビー役員だけでなく、地元日本の組織委員会からも出されていた。
謝罪文書の内容を知ることのできる組織関係者がSMHに漏らしたところによると、
「ワラビーズ日本滞在中のできごとや問題発言がいくつも積み重なっており、キャッスルCEOはRAを代表して謝罪するとしている。
問題発言は、トーナメント初期にチェイカ・ヘッド・コーチがワールド・ラグビーや審判に関して大きく伝えられた発言や、
チームが5週間日本に滞在している間のオーストラリア側のマネージメントなども問題にされている。
ワールド・カップ開催中に組織委員会のメンバーを対象に実施された意見調査でワラビーズは、トーナメント試合においてもっとも扱いにくいチームの一つとして減点評価を受けている。
できれば忘れたいワールド・カップでの不祥事を過去のことにして無事におさめたいキャッスルCEOはできる限りの努力を行ったといえる。
ワールド・カップ開催中、チェイカ・ヘッド・コーチは、審判の判定に対して繰り返し批判しており、組織委員会もワールド・ラグビー本部でもかなりの怒りを招いた。
そのチェイカ・ヘッド・コーチとキャッスルCEOとの間にコミュニケーションがなかったとも伝えられており、チェイカ氏の辞任に発展している。”(出典:NICHIGO PRESS)
意外な感を抱いた内容でしたが、特に賞賛を集めたオールブラックス(ニュージーランド代表)の立ち振る舞いに対して
グラウンド外の行動が伴っていないと、なかなかグラウンド内でも結果を残すことも難しいですかね・・。