(2020年)10月建設認可3.8%増、2000年2月以来の高水準
” 豪政府統計局(ABS)は1日、10月の住宅建設認可件数(季節調整値)が1万6,584件と前月比で3.8%増加したと発表した。
前月比では4カ月連続で伸びており、2000年2月以来の高水準となった。前年同月比では14.3%増だった。
民間部門の一戸建て住宅の認可は1万692件で、前月比3.1%増、前年同月比では31.7%増となった。
集合住宅の認可数は5,529件で、前月比6.2%増、前年同月比では10.6%減だった。
主な州の認可件数では、ニューサウスウェールズ州は4,695件と前月比32.1%増、西オーストラリア州は2,399件と29.7%増となった。
一方、ビクトリア州が4,946件と15%減となったほか、◆クイーンズランド州:3,080件(0.8%減)◆南オーストラリア州:941件(2.4%減)◆タスマニア州:281件(3.4%減)――と減少した。
ABSの建設部門のディレクター、ダニエル・ロッシ氏は、「新型コロナウイルスの流行を受けた外出制限の影響で全国的に一戸建て住宅需要が高まっており、低金利も住宅市場を下支えしている」と述べた。
オーストラリア・ニュージーランド銀(ANZ)は、「連邦政府の住宅建設の補助金制度『ホームビルダー』や各州政府による優遇策など、各方面からの総合的な支援が建設業界を支えている」との見方を示した。”(出典:NNA ASIA)
建設業界が活況を呈すと、関連業界の業績、就業者等に波及していきますので、流れが継続していくことが肝要ですね。
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2020年12月2日分の掲載記事です。
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