オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:オーストラリアの留学事情 ①

下記の記事は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」12月4日付の記事を転記したものです。

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オーストラリアの留学事情 ①

” オーストラリアへの留学生の推移をかいつまんで記述すると、1985年に約3万人が、10年後の1985年には4.5倍の13万7,000人、2005年には37万4,000人と、この20年を見ても10倍に増加している。

このうち語学学校などに短期(1年未満)に留学する生徒が26万1,000人で、長期(1年以上)の留学生は11万3,000人であった。この長期、短期の割合は、過去20年ほとんど変わっていない。

2005年には東南アジアと東アジアからの留学生が全体の59%を占めるようになった。特に、中国からの留学生が、1985年には全体の1%に過ぎなかったのが、2005年には17%を占めた。韓国が8%、日本が7%、マレーシアが6%であった。

大学への留学生の実情を見てみると、2005年に約16万4,000人が大学に入学している。そのうち24%が中国、インドが14%、マレーシアが9%であった。

アジアからの留学生が70%を超えたが、190ヵ国以上の国から留学生が来ている。日本からの留学生も20年前は年間約1,000であったのが、現在は3万人近くが渡豪している。

語学留学が多く、他に職業訓練専門学校が主で、大学への留学は他のアジア諸国に比べて極端に少ない。また女性の割合が他国と比べて圧倒的に多いのも日本人留学生の特徴である。(『豪州読本』No.3252、3261)

中国を除くと留学生割合が7%内外で近似していますが、中国は数(人口)のインパクトがあり、この統計から想像される未来は重く受け止める必要があるでしょう。

行きたくない人を行かせてもいいことはないように思いますが、特に日本男児にとって日本の居心地が良過ぎるのか、海を渡ることに対する魅力(リスク?)が伝わっていないのか・・。

留学の成功事例は男性より女性の方が多い印象でしたが、母数が影響しているとの視点は欠けていました。

留学に関する内容は数回に分けて取り上げます。

 


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