下記の記事は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」12月5日付の記事を転記したものです。
オーストラリアの留学事情 ②
” 世界中で大学への留学生の数が約300万人で、オーストラリアのシェアは6%(この数字は大学生の総数の約17%にもなる)で、日本は約4%(全大学生の3%にも満たない)である。
教育はサービス産業で、今後は誘致活動を一層強化しなければ、日本の大学は国際的な競争に乗り遅れるであろう。ターゲットを絞り込み、セミナー、広報活動など常時展開して積極的に誘致活動していかなければならない。
同時に受け入れ体制の整備、学生の要望に沿ったサービスの提供、さらには政府が留学生の言葉の障壁に対し積極的に手助けすることも重要である。
サービス分野において教育は、オーストラリアにとって観光に次ぐ外貨獲得の重要な位置を占めている。”(『豪州読本』No.3261、3271)
世界の大学生の5人に1人に近い割合がオーストラリアに留学していているというのは結構な影響力と言えると思います。そこには国家としての戦略があって、それが上手く機能しているというお話し。
また、日本の教育機関がオーストラリアに学べる点が多いという示唆でもありますが、日本から毎年3万人がオーストラリアに留学している現状があることを考えると・・
これら留学経験のある人が日本に持ち帰れることは語学に留まらず、(経験が)教育現場やコミュニティの場などで発揮されると、民間レベルでの日豪関係の発展につながり、夢のある話しであるように感じました。
一人一人というよりは、そういった経験を積んだ人が束になれる場の創造、一つ一つの事例が共有されていくところからですかね〜