ワラビーズ、イングランド代表に4連敗を喫し2016年を終える
” ラグビーテストマッチが3日、英ロンドン(London)のトゥイッケナム(Twickenham)で行われ、イングランドは37-21でオーストラリアに勝利し、2016年の戦いを無傷の13連勝で締めくくった。
試合前には、自身の顔をピエロ風に加工した画像で母国の新聞からあおられていたイングランドのエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)ヘッドコーチ(HC)だが、最後に笑ったのはジョーンズHCの方だった。
就任後13連勝を飾ったジョーンズHCは、「最初にちょっと謝らせてほしい。というのも、赤い鼻を忘れてきてしまってね。後で取りに行って、つけることにするよ」とコメントしている。
6月にオーストラリアで行われたテストマッチシリーズでワラビーズ(Wallabies、オーストラリア代表の愛称)に3連勝していたイングランドは、これで2016年のオーストラリア戦は4戦全勝ということになったが、この日は相手に大いに苦しめられた。
ジョーンズHCは、「オーストラリアは前半から激しく来た。それは予想できたことだし、彼らは非常にいいラグビーをしていた」と話した。
「とにかく耐えなくちゃならなかったし、実際にそうした。13-16でハーフタイムにこぎつけ、そこで回復し、少し前を向くことができた。後半は基本的なことが非常にうまくいった。後半の得点が24-5だったのは妥当な結果だ」
イングランドはこれで、チーム史上最長タイとなるテストマッチ14連勝の記録を達成した。
これは2003年、当時ジョーンズHCが率いていたオーストラリアを決勝で破り、W杯オーストラリア大会(Rugby World Cup 2003)で戴冠を果たしたときに並ぶ記録となる。
それでもジョーンズHCは、現W杯王者のニュージーランドから最強の称号を奪おうと思うなら、まだ課題は多いと話している。
「いい形で前進できているが、それにおごってはならない。世界一のチームになるには、まだまだ課題が山積している。選手は全員、そのことを理解している」
「しかしわれわれは、そこへたどり着きたいという思いを本気で抱くようになった。それは素晴らしいことだ」”(出典:AFP=時事)
自国開催ながらワールドカップ2015年大会で決勝トーナメントに進出出来なかった苦渋を舐めたEngland Rugby:イングランド代表を
見事に建て直したイングランド代表ヘッドコーチEddie Jones:エディー・ジョーンズ(元日本代表ヘッドコーチ)の手腕が賞賛されて然るべきなんでしょうが、
世界のトップレベルを競うチームが、同じ相手に4回続けて負けてしまうというのは受け入れ難い事態ですね。
England Vs Australia Highlights 2016
今、世界のラグビーシーンは(ニュージーランド代表)All Blacks:オールブラックスとイングランド代表の2強が軸なんだと思いますが
来る2017年は(オーストラリア代表)Wallabies:ワラビーズの捲土重来を期してもらいましょう ^^