はやぶさ2のカプセル、ウーメラの砂漠に着地
” オーストラリアの砂漠地帯では6日未明、オレンジ色に光る小さな塊が、尾を引きながら夜空を通り過ぎる様子が見られた。
探査機「はやぶさ2」から切り離されたカプセルの試料から「宇宙の神秘」を解き明かす糸口が見つかるのか。カプセルの帰還を見守る人々から期待する声が上がった。
カプセルの回収拠点となっているウーメラの村から北西に300キロ以上離れたクーバーペディ。
南十字星などが輝く中、午前4時(日本時間午前2時半)ごろ、北西の空に突然、明るい光の粒が現れた。
光の粒は次第に大きくなり、ほぼ頭上を通過した。カプセルが光った姿を見せたのは30秒程度で、あっという間に暗闇の中へ消えていった。
現場にはカプセルの帰還を一目見ようと、地元の人々の姿があった。南のポートオーガスタから車で約5時間かけて駆け付けたルカ・ブラウンさん(23)は仲間と5人で一緒に楽しんだ。
「流れ星(のよう)だ。大きかった」と興奮気味に話し、「(カプセルが)地球の起源を教えてくれるだろう」と語った。
はやぶさ2は地元メディアにも取り上げられた。在豪州日本大使館の大村周太郎次席公使は「豪州国民にも関心が高まった。
これをきっかけに日本と豪州の宇宙協力につながればいい」と話した。”(出典:JIJI.COM)
着地前は、在日オーストラリア大使館の公式情報 ↙️
でも取り上げられていて、注目の断片を感じていましたが、
寸分の狂いの許されない中、(おそらく)あらゆることが計算通りに進んだプロジェクトの(一旦の)締めの舞台にオーストラリアが選ばれた巡り合わせが興味深く、記事の結びにあるように宇宙協力の分野でも、日本との結びつきが深まっていく契機になれば良いですね。
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2020年12月7日分の掲載記事です。
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