「オセアニア最新経済動向セミナー」参加記 ⑤
JETROこと日本貿易振興機構で開催された「オセアニア最新経済動向セミナー」のおさらい編の第5回。
オーストラリアと聞くと、コアラ、カンガルーやオペラハウスといった観光旅行で訴求出来る固有の要素以外で
どうしても物価の高さが、広く共通理解に近い次元で浸透しつつあることと思います。
当日、配布された資料で物価水準が
「コーラ(600ml)」AUS(日本円換算)374円 *日本140円
「電車 10kmまで ピーク時(朝7-9時、午後4-6:30)」294円(OPALカードを持っていないと357円)
など一覧にされていて興味深かったです。その中でも
「最低賃金 時給」1,555円
ですかねー。
物価の高さが、時給の高さで相殺されているところもあるでしょうが、基本、一度上がったものは下がることはない様子につき、
国外企業の参入障壁、また留学生、バックパッカーなどの懸念材料であることがうかがえ、どのように対処されるのか(されないのか)、関心が向かうところです。