オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:メルボルンの2018/2019年度経済成長率4%

メルボルンの2018/2019年度経済成長率4%

” オーストラリア・ビクトリア州の州都メルボルンが2018/19年度(18年7月~19年6月)に4%の経済成長率を達成し、

オーストラリアの国内総生産(GDP)成長率である1.9%を大幅に上回ったことが、コンサルティング企業SGSエコノミクス・アンド・プランニングの調査で明らかになった。

金融や建設、医療サービス業などが好調で、メルボルンは主要な経済都市としてシドニーに追いつくとの見方が出ている。16日付エイジが報じた。

メルボルンの18/19年度の州内総生産(GSP)は3,690億豪ドル(約27兆7,604億円)と、シドニーの4,610億豪ドルを下回ったものの、成長率ではシドニーの2.6%を大きく上回った。

SGSのエコノミスト、テリー・ローンズリー氏によれば、メルボルンでは過去数十年間に経済構造が大きく変化し、1999年にはGSPに占める製造業の割合が14%以上と高かったものの、

現在はこれが6%に縮小し、代わりに金融が重要産業として台頭しつつあるほか、建設や医療サービス業が州経済に大きく貢献しているという。

同エコノミストは、「自動車の製造事業が閉鎖された後も、メルボルンの過去4年間の成長率はここ15~20年の中で最大を記録している」と話した。

調査会社BISオックスフォード・エコノミクスの調査でも同様に、メルボルンの経済が過去20年間にシドニーを上回る勢いで伸びていることが示されている。

経済規模を比較した世界の都市ランキングでは、現在29位のシドニーは2035年までに31位に転落すると予想されているのに対し、メルボルンは現在の40位から35位に浮上すると見込まれている。”(出典:NNA ASIA

集計時期が異なる?など、単純比較は出来ないものとみられますが、前回のトピック⬇︎(国全体)とは

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とは対照的で、成長エンジンとしての期待膨らむ結果と云え、この勢いが続けは将来的にシドニーを抜き去るようなことも。

オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所

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上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2019年12月18日分の掲載記事です。

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