2019年の10大ニュース
” 今年は、5月に行われたオーストラリアの総選挙で、モリソン首相率いる保守連合(自由党・国民党)が労働党を破ったことが国民全体を驚かせた年だった。
レームダック政権と言われたほど、選挙前はモリソン政権のもろさが際立っていたが、ふたを開けてみるとモリソン首相は安定的に政権運営を続けている。これもまた静かな驚きの一つに違いない。
また、昨年に猛威を振るった大干ばつはさらに威力を増したほか、史上最悪レベルの大規模森林火災も発生し、豪州大陸が焦げ付いて悲鳴を上げたような年でもあった。
経済に目を転じると、政策金利は史上最低を更新中だ。中国との関係も危うさを増し、いつ始まってもおかしくない世界経済の急降下を警戒するかのようだ。来年もまた不安を抱えての始まりとなりそうだ。
【オーストラリアの10大ニュース】
【第1位】Unexpected!=保守連合が驚きの勝利
【第2位】Prosperity!=西シドニー事業に注目
【第3位】Disaster!=干ばつと山火事で大打撃
【第4位】Surplus!=12年ぶり黒字、税改正も
【第5位】Haneda!=日本2航空、羽田便を拡大へ
【第6位】Lowest!=金利過去最低、株式は絶好調
【第7位】Coal!=アダニ、念願の環境承認取得
【第8位】Aquire!=日本企業の買収、今年も続々
【第9位】Immigration!=移民数、過去10年で最低
【第10位】Corruption!=大手銀行、不祥事続く “(出典:NNA ASIA)
まず何より、(2019/12/23時点)現在進行中である第3位の干ばつと山火事が、以降、最小限で止めること、鎮火させることに、人為的に対処出来ることの最大限を望むところ。
個人的には経済の先行きが不安視されたニュース(統計etc)が目立った2019年でありました。