大好評を博した期間限定で有名店を集結させたブロードシート・レストラン ①
” かつては倉庫街だったシドニー南部ウォータールー。ギャラリーやバーが並ぶ一角に期間限定のレストランが出現した。
ネット事業のタウン誌「ブロードシート」が10月6日〜12月4日に営業したブロードシート・レストランだ。
同誌の共同創立者キャロライン・クレメンツさんは(31)は「1ヵ所でいろんな店の料理を味わえる体験を提供したかった」と話す。
78の客席は「夜は予約がいっぱいで、ひと晩に2〜3回転した」。
朝食やランチも提供し、行列の出来るカフェとして知られる「ルーベン・ヒルズ」の「タマゴとチョリソー、ケールのパン添え」などが人気だった。
昨年のメルボルンでの同様の店舗と合わせて期間中に計5万人を集客した。
店舗や調理人、材料はブロードシートが手配し、収益も同社に入る。
日本料理「チョーチョーサン」、イタリア料理「ダラ・オラツィオ」など28店が最も人気のある料理のレシピを提供した。
クレメンツさんは「各店は無料で宣伝してもらえるとあって協力的だった」と話す。
「スモークサーモンとイクラのオープンサンド」などを注文した女性の2人連れは、「料理に関する店員の知識が豊富なのが良かった」と強調。
「名物料理を一度に味わえるユニークな体験だったと話す。」”(出典:日経MJ 2016.12.19)
人気店だと敷居が高そうであったり、場所の問題でわざわざ行ってみるまでの興味は持てなかったり・・
といった事情もありそうですが、こういった通常と異なる形で味覚に触れられる機会が提供されるのは消費者として有難いですね。
また、複数店の食べてみたいものを組み合わせるメニューのいいとこ取りも出来るので、多数の支持を得られたことも頷けます。
上記↑は都市別に作成されているシドニー版のBroadsheet Sydneyです。オーストラリアでグルメを極めたい方はご覧あれ。