(2020年)5月、
を鑑賞した時に、
Prime Video内に、Banksy監督作品 『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』が会員特典で視聴出来ることを承知していて
週末夜、時間のあるところで再鑑賞。
再、というのは2011年のロードショー時、今は亡き渋谷に存したシネマライズで観ており、
面白かったことは記憶しているものの「どう面白かったか?」そもそも鑑賞時はBanksyについてもよく知らず・・
といった状態で、今年に入ってBanksy力も上がってきたので「良い巡り合わせであるかなぁ」と。
躍動するアーティストたち、そして・・
話しは、何でも映像に記録しておく癖のある古着店店主が、
グラフィティ・アーティストたちの活動に興味を持つようになり、
さまざま密着、追っかけを試みていく中で、唯一、接触出来なかったのが、その道の大家 Banksy:バンクシー。
あらゆる手段も駆使するも手が届かなかったところ、BanksyがLos Angelesを訪れる際に支障が生じ、
「Los Angelesの壁を知り尽くした男」として推薦を受け対面が叶い、帯同を許されるという中盤までの流れ。
後半にかけては、Banksyの活動録もフィーチャーした90分の映像作品を完成、披露するも、その内容にBanksyが閉口、、。
グラフィティ・アーティストへの転向を進めたところ、真に受け、
Los Angelesで実績無い中、あり得ないスケールでの個展を全財産をかけて開くことになった舞台裏の顛末からエンディング〜
映画『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』予告編
グラフィティ・アーティスト incl. Banksy
2回見ても「やっぱり、面白かったなぁ」と。
ドキュメンタリー仕立てで、Banksy本人の(主にシルエットでの)登場/関与に、
普段は仕掛ける側のBanksyが巻き込まれ、翻弄され、雪だるま式に事態が展開してしまっていくという ^〜^;
グラフィティ・アーティストたちが活動に懸ける情熱に、とかく鉄のカーテンが引かれたイメージのBanksyの向こう側の世界の断片もうかがい知れる貴重なドキュメンタリーであるように思います。