前々回、読み始め記⬇︎アップロードした
CCC カルチャー・コンビニエンス・クラブ 増田宗昭 代表取締役社長が、
CCCグループの社員に向けに書いていたブログが書籍化された『増田のブログ CCCの社長が、社員だけに語った言葉』を、更に読み進め
第2章 組織論
第3章 企画
と読み終えたので、そこまでのおさらい。
今回読み進めた中で、刺さってきたところは 第2章 組織論 では・・
” 自分でチャレンジする人は、周りからの期待もないし、自分で選んだ道なので、うまくいかないことを前提にがんばる。
増田があらゆる場面で「主体性」といってきたのは、自分で決めることの重要性。
「好きで、一緒で、楽しんで」という言葉の裏には、人のせいにしない、自ら考えチャレンジする、という前提や美学がある。
自らリスクをはらない人に、楽しみもないし、成長もない。”(No.122/p119)
第3章 企画 は
” 増田が、いろんな報告書や、企画書を「すぐに出せ」という意味。
プログラムが入っていないコンピュータやデータの入っていないコンピュータを
いくら電圧を上げても、時間をかけてもアウトプットは変わらない。人もパソコンも同じで
一生懸命考えたり、報告までの時間を長く確保しても、結局アウトプットは変わらない。
だからとりあえず、「すぐに」、アウトプットしろと要求。
アウトプットがあれば、データや違うプログラムを持ってる人からアドバイスをもらえる機会が増える。
そういうアドバイスを付加すると「いい企画」ができる。”(No. 170/p167)
「拙速は巧緻に勝る」なる物言いは肝に銘じていることですが、増田宗昭社長の指摘も「深いなぁ」と。
視るべきところ
そして、
” 増田は、別に才能があるわけでも無いが、ひたすら、お客さんの立場に立って、お客さんの気分になれるように努力して、そして、お客さんの欲しいものを探したり、創ったりしているだけ。”(No. 177/p174)
&
” 増田のプレゼンは、パワーポイントを説明するのではなく、伝えたいメッセージを、完璧に伝えることだけに集中する。
決まった方法ではなく、すべての方法を用いて伝えきる。
そういうプレゼンテーションを、みんなができるようになったらすごい会社になれると思う。
しかも、難しいことは何もない。やろうと思ったことは必ずできるはず。”(No. 188/p185)
という増田宗昭社長の視点といったことに意識を引っ張られました。
読んで理解することと、実践されているレベルに隔たりは当然存するでしょうが、
見据えるべきところ見極めは事の成否に大きな影響を与えるであろうと、簡潔である分、深く意識、考えてみたい言及でした。