レギュラーシーズンで16ゲームを戦うNFL、シカゴ・ベアーズ 今期折り返し8戦目となるゲーム。
シーズン開幕の数ヶ月前に日程(対戦相手)が発表となり、見る人はそれぞれ、だいたい取らぬ狸の皮算用なのか星取りを考えるものと思いますが
戦力を整えたチームの目標がスーパーボウル制覇であるなら、シーズンに全勝する事が目標でなく
選手のコンディションであったり、ピークの持っていき方など、シーズンの乗り切り方、チームマネジメントは様々でしょう。
本来であれば、敵地に乗り込んでのニューイングランド・ペイトリオッツ戦、トーナメントでいう準決勝進出が順当なイメージのペイトリオッツ相手に遮二無二に勝ちに行くものでもないと思いますが
ここまでで3勝4敗と尻に火がついた状態。漏れ伝わってくるところでは、前週の敗戦後のロッカールームが荒れた、との報道も。
シーズンを展望する状況になく、一戦必勝態勢を強いられるのは辛いところ。スーパーのダイエーの創業者故中内功さんが流通業の分野で「売上は全てを癒す」といった発言をされていましたが
勝利以外は癒される状況。「でも、厳しそうだなぁ・・」「でも、2週目のサンフランシスコ・フォーティーナイナーズ戦は勝ったしなぁ」と心の底で相反する淡い期待も。
結果が全てのサヴァイバル・フェーズ
そんなんで心理的葛藤のもとにキックオフされた試合。早々に「ダメだぁ〜」(前半終了時7−38)
前半は球団記録の38点を献上するという散々な出来。来週はBye Weekで1週間休みとなる事を考えると
チームの抜本的出直しを図る意味では全否定されるくらいの衝撃も効力あるのかもしれませんが、若手主体のチームじゃないし、シーズン後半の希望が見出せぬ、期待を抱けぬ現実を見せつけられた試合。
終了時のスコア23−51。またもダブルスコア以上の惨敗、、。
2強を追いかける後半8ゲーム
地区内で優勝を争うデトロイト・ライオンズは辛勝で6勝2敗、グリーンベイ・パッカーズは敗れて5勝3敗。
ベアーズはミネソタ・ヴァイキングスと並んで3勝5敗。後半戦はこの3チームと5試合。自力で這い上がる事の状況ではあると思いますが・・。