プロアメリカンフットボールリーグNFL、オフシーズン最大のイベント、NFL Draft 2016(ドラフト:現地時間4月28〜30日)開催間近.-
日本ではプロ野球(NPB)でお馴染みのドラフトですが、NFLでは直近のシーズンの成績が悪かったチームから指名権を持ち、
指名権自体がトレードの対象となり、今年は指名権1位、2位がトレードされるというダイナミックな展開で、
(ドラフトの)盛り上がり自体は例年のことですが、本番前の盛り上がりは例年以上の感も。
ファンを飽きさせないNFLの魔力
Chicago Bears:シカゴ・ベアーズは11番目の指名権を持ち、ポジション別で最高評価選手の指名は困難な位置ですが
注目選手に手が届く位置付けで、評論家の予想や候補選手のハイライト映像を見て、あれこれと想像力を掻き立てられています。
もっとも、指名順位、評価が高い=活躍する、との公式が成立しないのが難しいところで、
NFL JAPAN.COMに掲載されたコラムによると
それまでは今年は豊作と耳にしていたものの、どうやらそうとも言えない事情(リーグのレベル、故障持ち)があるようで・・。
可能性、実績か・・
2年連続地区最下位に甘んじたシカゴ・ベアーズのオフシーズンは、相次いでFA(フリーエージェントで)ディフェンスの大物選手を補強するなど
来シーズンへ向けた期待感は高まっていましたが、アナリストの評価によると、それでも「あまりに穴が多すぎる」と、、。
選手放出などの代償で得た指名権が多いのは好材料ですが、いかんせん、フィールドに出てプレイしてみなければ分からないのは記載の通り。
それならばと実績のある選手が、先週1人(Josh Norman:ジョッシュ・ノーマン)、
今週になってまた1人(Muhammad Wilkerson:ムハマド・ウィルキンソン)チーム事情に絡んだ(他チーム)主力選手と、(シカゴ・ベアーズ)指名権とのトレードの憶測があり、
「(可能性<)実績に目を向けるのが現実的かなぁ」と、シカゴ・ベアーズの対応に注目したものの
前者(Josh Norman)は早々に(Washington Redskins:ワシントン・レッドスキンズへ)移籍決定。後者も(下記の如く)代償が高くつきそうで、おいそれと飛びつく状況にはなさそうな。
求められる絶妙なさじ加減
確かに大物選手の移籍はリスクと感じられるところは多く、金額にプライリオリティが置かれている選手の場合、
契約成立の時点(保証額の割合が大きいほど)で目的が達成されてしまう(=モチベーションの喪失)ことになりますし、
また、NBA (北米プロバスケットボールリーグ)でよく見られる名誉(=優勝)を重視し、条件を抑えて戦力の整っているチームに移籍するパターンの場合、
現状のシカゴ・ベアーズの現状、受け皿として機能出来る状況になく、相応な支出(1チームで選手に支払える総額は規定されている)が見込まれてしまうことになります。
つかの間に見ている夢
要は、このドラフトで積年の鬱憤が解消されることは無さそうで、
地道に再建の道を辿ることが、一番現実的な道であるように心情は傾いていますが・・
それでも抑えることのできない胸のトキメキ ^ ^
昨シーズン終了時は精神的支柱となるLB(ラインバッカー)を求め、これは現状の補強ポイントと合致しさもありなんの展開も
私が現時点でロマンを感じているのは、RB(ランニングバック)Ezekiel Elliott:エゼキエル・エリオットに、
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同じポジションで往年のシカゴ・ベアーズ名選手 Walter Payton:ウォルター・ペイトンを後継する姿を何となしに求めています。
戦力バランス上、無さそうなシナリオではありますが、指名が明らかとなるまでの間、しばし妄想に浸る楽しみを享受したいと思います・・