アメリカ現地で9月10日に開幕を迎えたNFL 2015シーズンのレギュラーシーズン最終週。
Chicago Bears:シカゴ・ベアーズを含めプレーオフへの進出叶わぬ20チームにとっての最終戦。
9月初旬にNFL開幕という感覚からやや遅れて、中旬からの始まりで、最終戦が年を跨ぐというちょっとしっくり来ない感覚も
頂上決戦のSUPER BOWLから逆算してのスケジューリングであったでしょうかな。
その昔、私が初のNFL観戦となった際は(2011年) 911(同時多発テロ)により、同週末に予定されていたゲームが年明けに持ち越され、
そのゲームでベアーズが地区優勝を決めるという歓喜の展開でしたが、
今シーズンは Detroit Lions:デトロイト・ライオンズとの地区内対決で負けた方が地区最下位に沈まされるという状況。
まぁ、後向きな条件付けではありますが、押しも押されぬ最下位であるなど、単なる消化試合というよりは意味があるでしょう・・
解いておきたい妙なジンクス
場所はシーズンが深まるにつれ、鬼門の様相を深めていったホーム、Soldier Field:ソルジャー・フィールド(ここまで1勝6敗)。
その流れは、この試合でも踏襲されている感じで、前半(第2Qまで)は0-10の零封ビハインドで折り返し。
気勢が上がらないのは相手(Lions)も同じ筈ではあるものの・・
それでも後半に入ると追いついてから、取っては取られの一進一退。
但し、司令塔 Jay Culter:ジェイ・カトラーのパフォーマンスが低調で、混迷を極めた感もある被3インターセプト。
もともと戦力が痛んでいるところ、これじゃ勝てないよなぁ・・
で、24-20で終戦。10敗目に、2シーズン連続の地区最下位だし。更に、ホームで1勝7敗、NFC北地区相手に1勝5敗、、。
期待持ちづらき来季のがらがらぽんな感じ
視線を前に振り向けるなら来シーズンとなりますが、ウェーバー制のドラフトで指名権11位を獲得。
前回は7位であったことから相対的な戦績では前進と言えないことはないものの
長くチームの主力を担った WR(ワイドレシーバー)Alshon Jeffey:アルション・ジェフリー、RB(ランニングバック)Matt Forte:マット・フォルテとも
契約切れ。来シーズンの陣容が、さっぱり読めない中、補強ポイントに目をやれば盛りだくさん・・。
個人的にWRが補強ポイントに入っているのが悩ましく、2014シーズンまでメイン・ターゲットであった
Brandon Marshall:ブランドン・マーシャルがトレードした先のNew York Jets:ニューヨーク・ジェッツで大活躍。
方やベアーズの方は試合の都度、戦力が出入りするという不安定さ。マーシャルの代替として期待されたドラフト1位(全体7位)のKevin White:ケヴィン・ホワイトはシーズン前の故障でついぞプレーせず。
来季に希望が見えぬ中でフィナーレを迎えた状況から、来年の今頃も同じようなことを書いているんじゃないかと考えるのは・・悲観が過ぎる?!