昨秋(2021年11月)に ↓
続いて2冊目のchikaさん本。2月中旬の発売期
争奪戦となったサイン本目当てに、開店前の行列に黒一点並んで入手叶えていた一冊。
こじらせの道のりを経て迎えた念願
前著『マイフィンランドルーティン100』は、chikaさんによるフィンランドの魅力紹介といった面が強かったですが、
“「何もない」を楽しむ、それがフィンランドの夏の贅沢なのだ。”(p38)
に
“「そろそろ行きますか」限界に近づいた友だちの一言で、サウナの外に出る。向かうは海。「元旦から真冬の海に飛び込む」その状況が楽しくて、冷たさも吹き飛んでしまった。”(p122)
という浅からぬフィンランドの楽しみ紹介は継承されつつ、(chikaさんの)就業経験を通じて
“できることが増えると、その分自分が選べる人生の選択肢も増えるから… いつかやりたい事が出来た時 自信を持って選べる人に、きっとなれる。”(p75)
得られた助言や
” 北欧には住めないけれど、せめて週末だけは自分らしく、大好きな北欧を楽しもう。「週末だけでも」・・・そんな諦念もこめて私はブログに「週末北欧部」と名付けた。”(p107)
など、chikaさんの生い立ちや如何にフィンランド好きをこじらせていったかについて相応の分量が割かれた構成となっています。
夢、叶ふ
何といってもハイライトは、
と、本書に書かれてあることを通して夢の階段を駆け上がってしまったところにあり、祝!
尋常なきフィンランド愛はさることながら、フィンランドに惹かれていない方でも夢の近づけ方に叶え方に触れることが出来、背中を押されるような感覚を得られる著書であるように思います ^^