ブレイクスルー・エクスペリエンス初日(受講動機等、イントロダクション的なことは ⤵︎ に書いています)。
セミナーの開始時間は、9:00、10:00くらいが一般的と思いますが、今回は8:00。しかも終了予定時間が 0:00とアナウンスされており(笑)長い1日となる予感・・
予定通り品川駅徒歩圏の会場入りして、咳も絶好の位置(最前列中央ブロック)を確保 ^^
世界的に認められた普遍のプログラム
本プログラムの講師を務めるジョン・ディマティーニ博士のお姿は2014年5月以来 ⤵︎ となりますが、
定刻直前に会場に登場、『ブレイクスルー・エクスピリエンス』は世界28ヶ国で、今回が1.073回目といった履歴、概要に始まり、程なくエンジン全開・・
なお、ジョン・ディマティーニ博士については、人間行動学の権威として紹介されることが多く、
世界中で独自開発メソッドを紹介する今回のようなプログラムなり、講演であったり、(下掲のような)著作を発表されているというご経歴。
回数を重ねているだけあって日本語テキストでも何ページに何が書いてあるか概ね頭に入っているし、
驚いたのは2日目の説明で、私の(日本語)テキストを指差しながら、一文字30語程度の日本語を正確に英語に訳して7項目正確に説明していったこと。
なお、会場には複数の通訳者が常駐し、逐次通訳(ジョン・ディマティーニ博士/英語→逐次通訳者/日本語)の形で進行。
自分が取り巻かれている普遍的法則に迫る
我々が日頃生活を営んでいる日常空間で何が起こっているのか、そこに普遍的法則が働いているのか、それを明らかにして、その本質に迫るのがプログラムの主眼であると理解していましたが、
まずは、ジョン・ディマティーニ博士が物理学(但し、受講者は結論が抑えられれば良い)だけで600冊は読破したというバックボーンから
人間の体を素粒子レベルまでブレイクダウンして、どのように構成されているか(=振動で成り立っている)、
振動が高い状態である時もあれば、低い状態である時もあり、低い状態である時は意識レベルで判断してしまいがち。
望ましい/目指すのは振動が高い状態(意識と無意識が統合された状態)で、物事を両極を見れるようになること。
ここに、ディマティーニ・メソッドの真髄があり、1日を使って体験(エクスピリエンス)を目指すのは
自分が過去に直面した出来事の中から、象徴的な人物(この人だけは許せないといった)をピックアップして
その人が自分に対して、したこと/しなかったことで許せないことを3つづつ記載し、それを土台にワークを進行し、
1つの行為に対して、対極となる行動(自分も同様のことを相手にやっていたりする)を思い起こし、それが中和されるまで、自分の記憶を辿っていくというもの。
記憶を引っ張り出せる、出せないは個人差があるものの、慣れてくると1つの行動、行為がバランスを伴って成り立っている全体像が見えてきて
例えば(他者の)10年以上の長期間に渡って肉親から暴行を受けていたり、殺傷を伴う被害であっても、見事に例外なく対極的行動によって中和されていく。
日頃、如何に自分が片面だけの現象に惑わされていて、他方を見られていないことによって、一時の感情に長期拘束(ex. 悲しみを乗り越えれられない)されてしまったり
成長のステージを進めない状態に陥ってかを知らしめられました。
これは何も悪いことだけについてではなく、良い出来事についても同様で
例えば自分でプレゼンテーションをした後に、相手方全員から拍手喝采を受けても、
別に全員がそれに賛辞を表しているのではなく「やっと終わったか」と思っている人もいれば、周りに合わせて拍手している人も中にはいて、
実際、殆どの方が自分の本心と異なる行為(同調、愛想笑いなど)をしていることに身に覚えがあると思います。
要するに良いことも悪いことも一つ一つ個別のケースで、両極のことが発生していて、バランスされた状態で成り立っているということ。
人それぞれが陰陽(ex. 心に余裕がある時もあれば、そうでない時もある)両面で成り立っているように。
それは感謝されるべき状態で、愛を感じるべき不変の摂理だということ。
ディマティーニ・メソッドの真骨頂は、自分のトラウマなり、重い過去を中和をさせるプロセス、自分に発する質問にあり、
それは(アインシュタインなど)権威ある人物が唱えた理論や書籍に基づいていたり、実際、自分でワークしてみて実感していったりというプロセスを辿ります。
(ジョン・ディマティーニ博士の著作は9冊、日本語訳されているそうですが、ディマティーニ・メソッドについては
☝︎の最後部にチャートが紹介されています。)
人を行動に突き動かす中枢「最高価値」
上記のプロセスがメインで、自分も幸い予定されていた時間内で、中和した状態を感じることが出来ましたが、
個人で印象的であったのは、ジョン・ディマティーニ博士の教えで根幹を成す、最高価値(The Highest Value)について把握出来たこと。
最高価値とは、ジョン・ディマティーニ博士の著作から引用すると、
” 人生で「欠けている」と感じるものは、あなたにとって最も重要なものとなり、価値があるものになります。
あなたはたくさんの時間、お金、エネルギーを自分にとってその最も価値のあるものに費やしています。”(出典:『ザ・ミッション 人生の目的の見つけ方』p13)
それは前半(午前中から昼にかけて)のセッションで13の設問に対して39の回答を行い、最高価値が「学び」「交流」「情報発信」であることが判明。
「そりゃそうだよなぁ」と、週末に早起きしてセミナーの受付時間前に会場入りして、最前列に陣取る熱の入れようや
日々のブログをベースにした情報発信に、SNS(ソーシャル・ネットワーク)にアクセスしてオンライン上で交流したり
オフラインでもライヴイベント(コンサート、スポーツ観戦、書店等のインストア)に、横のつながり(学校、仕事etc)であったり、導き出された回答を見て納得感を得ることが出来ました。
ご興味のある方は、上掲の『ザ・ミッション』の第3章 が「自分にとっていちばん大切なものを見つける」という内容で、
そこに12の設問が掲げられており、私は読書のプロセスを通じて腹落ち出来なかったものの、感じ掴めて最高価値をそこから導き出せる方もいらっしゃるものと思います。
なお、ジョン・ディマティーニ博士が発信されているメッセージの肝の一つに、「人間の能力は一緒、ただ人それぞれ価値観が異なる。」というものがあります。
したがって、価値観に沿って人生の目標なり、計画を立てることが極めて大事(そうでないと、他人に人生の支配を受けることになってしまう)で、最高価値の把握は人生の質を高める上で必須の事柄となります。
知的興奮に満たされた初日
上記は8:00〜00:20過ぎの中で学んだ全体ではないものの、骨格を成す内容になります。
合間に最高価値の話しを挟みましたが、ポイントは我々が直面する「すべての出来事には例外なく、良いこと、悪いことの両面があり、バランスを保った状態で成り立っている」ということ。
そんなこんなで帰宅したのが、25:30(AM 1:30)頃。終日自分と向き合うプロセスからさぞ疲労困憊かと思いきや
意外と脳が活性化された状態で、自分が日課としている書き物であたり筋トレであったり、ルーティンをこなす余裕はあり(笑)
27:00(AM 3:00)頃、2日目の展開にワクワクしつつ長い目覚めを終え、就寝と相成りました〜
2日目の模様は、次回に続けます。