CIA、NSA(国家安全保障局)の元職員で、国家による通信傍受告発で世界を震撼させた
『シチズンフォー スノーデンの暴露』をDVD鑑賞。
レンタルした後「そういえば昔(エドワード・)スノーデンの映画見たな」と思っていたら・・
Wikileaks創設者のJulian Assange:ジュリアン・アサンジをピックアップした『フィフス・エステート』との勘違いで
この分野のアンテナ感度の悪さを実感させられましたが、、
本作は、Edward Snowden:エドワード・スノーデンが(本作)映画監督のLaura Poitras:ローラ・ポイトラスに接触してから、
取材を経て知られざる事実を明るみにし、本人が表舞台に・・といったプロセスが生々しく収められているドキュメンタリー。
映画『シチズンフォー スノーデンの暴露』予告編
映像を通じて伝わるエドワード・スノーデンの覚悟と生きざま
事の重大さに対して映像から伝わる緊迫感は意外とないものの、展開の面白さに
再生を始めてから程なくモニターの向こう側で繰り広げられている世界に惹きこまれていきました。
それは冷静に自分がやっていることを理解し、覚悟を決めているエドワード・スノーデンの
自分自身を含め人々の「知的自由」が奪われることへの危惧があり、
自らの将来が閉ざされることがあっても、広く社会のためになるとの大義があってのことで、
ドキュメンタリーとしての貴重さに、一人の人間の生きざまが、眩しく描かれている一本でした。