記憶が正しければ・・阪神タイガースファンに落ち着いたのは小学校高学年の頃で、それまではTVなり球場で観た試合で印象的な戦いを見せられたり、好きになった選手きっかけでファンが変わるような過程を辿っていたはずですが、
その出発点はユニフォームの基調が(好きな色の)青であった中日ドラゴンズ。中心選手には漢字は異なるものの同名の田尾安志選手といった事情から親にねだって中日ドラゴンズのユニフォーム調のパジャマを着て寝る時間を過ごしていた時期を。
原体験ともいえる軌跡から野武士軍団と称されシーズン最終戦で劇的にセリーグ優勝を遂げた1982年シーズンは数見てきた優勝シーンの中でも印象に残っており、シーズン終盤優勝を争っていた讀賣ジャイアンツの江川卓投手から9回4点差を追いつき延長戦でサヨナラ勝ちしたゲームに、リーグ優勝を決めたシーズン最終戦で歓喜に包まれた一方、相手チームの横浜大洋ホエールズ長崎啓二選手と首位打者争いを繰り広げていた田尾安志選手は勝負を避けられ、敬遠を繰り返されてしまったという無念さを抱いたり。
そのシーズン、中日ドラゴンズの主力選手としてMVP(年間最優秀選手)に輝いたのが中尾孝義さんで、それまでキャッチャーにあった地味なイメージを、攻撃的なリードであったり(キャッチャーらしからぬ)スリムな体型から放たれる器用なバッティングであったり、身につけた防具(ヘルメット)から漂う佇まいに、キャッチャー像を多分に書き換えられた活躍を。
近況を承知しておりませんでしたが、今年(2023年)に入ってYouTubeでお姿拝見し
【第1話】捕手の概念、投手の常識を一変させた男。中尾孝義さん&牛島和彦さん “野武士ドラゴンズ” バッテリー競演。
「中尾孝義さんのイベントあったら行ってみたいなぁ」と思っていたところ年末にタイミング良く機会到来 ^^
これまで中尾孝義さんのお話しに耳を傾けられる機会少なかったですが、
プロ入り前からプロ入り後に至るまで、知られているお話しに &その裏側に、初めて耳にする体験談等、じっくり1時間半。
キャリアを網羅し切れませんでしたが、しばしば懐かしの頃の記憶が刺激され、もう既に40年以上も前の出来事である一方、印象に残るシーズンに抱いた感情の幾つをも引っ張り出せ、プロ野球ファンとして感謝のひと時を過ごしてくることが出来ました 🙏