週中に、読み始め記⬇︎をアップロードした
ハンス・ロスリング著『ファクトフルネス 10の思い込みを乗り越え、データを表に世界を正しく見る習慣』を読み進め、
(第5章〜)第8章まで、読み終えたので、その間のおさらい。
章名に冠されたのは
第5章 過大視本能
第6章 パターン化本能
第7章 宿命本能
第8章 単純化本能
といったことで、印象に残ったところでは
” 多くの人は「最低限の暮らしに必要なものが手に入る人は、世界の人口の20%だけ」と考えているようだ。正しい答えは約80%で、ものによって90%になる場合もある。”(位置 No.1924/39%)
とデータが解き明かす知られざる実態に、一方で・・
” ワクチンがないインフルエンザが蔓延する可能性は、いまでも捨てきれない。人類は大いに警戒すべきだ。”(位置 No.2022/41%)
と、新型コロナウイルスの蔓延で、人類(世界)が正に現在、直面している現実に、
” この数十年で教育と子供の生存率が劇的に改善してきたアフリカの国々は、おそらく最高の投資場所だと言った。”(位置 No.2540/51%)
そのことは、
” 社会と文化は岩のように動かないものではない。社会も文化も変わっていく。
西洋の社会と文化は変わり、西洋以外の社会と文化も変わる。西洋以外の変化のスピードは西洋よりもはるかに速い。
インターネットやスマートフォンやソーシャルメディアの普及といった急激な変化に比べると、社会や文化は動きがゆっくりなので気づかないか、ニュースにながらないだけだ。”(位置 No.2557/51%)
と、日ごろ意識が及んでいない領域で刻まれている現実といったところ。
ターンアラウンド180°
読書を通じてのページ数が進むにつれて、自分が日常、考えていない分野(ex. 発展途上国)での現実であったり、
根拠ないことを考えることなく信じ込んでいたことを繰り返し覆されています。
発売1年に満たない時点で累計販売部数50万部に達した経緯から
同様に感じている読者が多いことと推量しますが、特に結論がどのような形で締め括られるのか、
残り3分の1程度、紐解かれていく現実が楽しみです ^^