「今年(2024年)は2回かなぁ」と6月の Cory Wong 以来の来日公演で、陽がすっかり落ち切った頃に目指したのは赤羽。
公演の主は Fear Factory で、これまでの接点は「映画『Saw』
Fear Factory – Bite The Hand that Bleeds[Official Video]
でエンディングテーマを歌っていたなぁ」という程度。
しかも頭に入っていたメンバーBurton Bell は脱退済みであったという・・ その程度ながら今回の来日をSNSで知った際、
「行ってみよっかなぁ」と直感的に感じさせられたのは、インダストリアル系なサウンドに、(音楽に限らず)近未来性を感じさせられるツボを刺激されてのことであったものと。
これはいつもの流れで、いざ行くと決めると心持ちが切り替わり、空き時間の選曲だったり、セットリスト等、アーティスト情報にアクセスするなど、本番(=11/12)へ向け気持ちが右肩上がりになっていくというのはイベントを仕込んだ恩恵ですね♪
2024.11.12に受けたインパクト
開場時間に間に合わないことは折り込み済みで20分+遅れで初往訪となる Akabane-ReNY alpha に到着。
最初は前方不安定な場所に立ち位置を据えるも、やがて近くの柱脇に移動叶いこれでひと安心。ふぅ〜
開演時間(19:00)を迎え、第1部は今回 Fear Factoryを個人招聘(とはとても思えぬ寸分違わぬ進行、当日の混乱を排除した物販の捌きetc)した Hayato Inamishiさん率いるCyclamen(シクラメン)。
プログレッシブでテクニカルな演奏にデスボイスに絶叫を交えた歌唱からFear Factoryとの親和性を漂い場内のボルテージを↗️🧨
40分弱で終演し、Fear Factory登場へセットチェンジ >>> 円滑に進んだ様子で、予定時間20:00となりFear Factory 降臨.-
「How do you doin’ Tokyo ?(←といった類) We’re Fear Factory〜」との(Vo.)Milo Silvestroの一声から解き放たれた轟音且つソリッドな演奏で
目と鼻の先ではMiloの煽りも手伝って断続的にmosh pitが出現したり(やがてはステージダイブ等)場内じわじわヒートアップ🔥
クラブならではの近接感に、鉄製のムチがしなってくるかのザクザクとした斬れ味鋭いリフにサウンド心地良く、いまだ代表曲の幾つかは馴染めていないながらも早々に世界観に惹き込まれていきました。
ハイライトは、セットリストに入ったり入らなかったりで序盤に選曲されなかったことから「外れたかなぁ」と思っていた
Fear Factory – New Breed
New Breed が(本編)ラス前で演奏されたこと ^〜^♪
個人、場内とも盛り上がりが最高潮に達し、続いてライヴ締めの定番曲 Zero Signal(そこから更に2曲)など80分弱。
Fear Factoryと聞いてまず思い浮かべるはDino Cazaresと知らしめられるステージで、 Cory Wongとスタイルは全く異なるものの両名ともGuitaristとして独自のスタンスを確立したプレイヤーで、やっぱりG.中心のハードなサウンドに目がないことを再認識 ^^
Fear Factory(バンド)としてもメンバーチェンジを経ながら一体感持ち、ステージからの煽りも見事で且つ期待の一つであった近未来性を感じさせられる世界観に浸れ、チケット購入に至った直感をあてにしたことで得られた印象的なひと時でありました〜 🙏