レンタル店の新作コーナーで見掛けて、気になっていた「フィアー・エックス」を視聴。
気になったのは先週行った時の貸出率の高さ(5本中5本)でしたが、
今週行ったら楽に借りれる状態でしたので、内容というより話題性にあったのかもしれません。
突然訪れた悲劇に立ち向かう夫の執念
話の方は、妻を殺害された主人公が犯人探しに執念を見せるストーリー。
これも本作に興味を持った一因となりますが、主人公を演じるジョン・タトゥーロが等身大の魅力を醸していて
リアリティを持たせてくれていたように思います。
ストーリーに目新しさはないものの執念のあまり幻覚に惑わされたり、随所に挿入されるサイレント(無音)の効果であったり
ジョン・タトゥーロ出演作(ドゥ・ザ・ライト・シング、ビッグ・リボウスキなど)で、
しばし感じられる独特の世界観のようなものは伝わりました。
これって製作者でもないのに不思議な感じですが。
本作に魅了される作品との思い入れまでは達しませんでしたが・・
何かのキッカケで、「そういえば見たなー」といった感じに思い出される「フィアー・エックス」ならではの爪痕は残してくれました。
▪️フィアー・エックス予告編
また、上映時間も90分程度で見やすかったです。
「1980年代っぽい映像だなぁ」なんて思いながら本作を見ていたら・・
最後エンドロールを眺めていた際「(製作)2002年」といった情報が流れてきて
出だしの貸出率は、ファン待望のリリースであった事がうかがえます。