タイトルに興味を持ち、読み始めていた『あやしい投資話に乗ってみた』を
週明けから読み始めて半分を過ぎたので、ここまでのおさらい。
本で紹介されているのは、未公開株、新規公開株、和牛オーナー、海外ファンド、超高金利の銀行、FXで新興国通貨に投資、先物取引・・
本書は、これら世の中の人の少なからずが「あやしい」と先入観を持っている金融商品に
” これまで、そういったあやしい投資に首を突っ込んで得た経験を、渾身の実録レポートとしてまとめました。”(位置No.8)
という内容。
オイシイ話しは、やっぱり・・ なれども
著者の藤原久敏さんは、ファイナンシャルプランナーの立場でセミナー等を開催されている様子。
要は「お金の専門家」であるわけですが、なかなか思ったように稼げない様子が本を読みながら伝わってきます。
この展開は「やっぱりな」と予想どおりといえますが、気づかされたのは、自分自身の投資に関する意識の低さ。
そうそう簡単には儲からない実態はあるのだけれども、たとえば、未公開株では著者の儲けた事例が紹介されているなど、
すべてひっくるめて「あやしい」=「ダメ」なわけではありません。
本では、
” もちろん、誰がどう見ても、本当に「あやしい投資」もあるわけですが、それも実際に行動することではじめて分かるわけです。
実際に行動を起こした人こそ、投資の視界がより開けると言えるでしょう。”(位置No.782)
という意見が的を得ているものと思います。
何ごとも経験(して分かる)
藤原久敏さんはセミナーに登壇される立場から、
あやしいと感じてもそれらの勧誘セミナーに参加して実態を把握していこうとする姿勢に、
投資をして損失を計上しても、その経験がネタ(コンテンツ)として消化されている姿勢にも学ばされていますが(笑)
何より藤原久敏さんの投資に取り組む姿勢に、「お金を増やす」ことへの貪欲さが「自分に欠けているなぁ」と実感させられているところです ^^;