年明け、時間の空いたところで仲間内で評判の良かった映画「フューリー」を観ようかと思いきや
金券屋、プレイガイドとも前売り券は姿を消し、上映時間も夜間枠しかなく鑑賞を見送っていたところ
ふら〜っと、TSUTAYAに立ち寄れば数日前にリリース開始され空きがあったので、さっそく視聴。
よく見ていた設定ではあるものの・・
アメリカ軍のドイツ国内での戦闘を描いた作品で、「この手の設定で何本見ただろう・・」ってな具合、
すぐ借りてきたのは「ブラッド・ピット(Brad Pitt)主演最高作」とのコピーに既述の好評が刷り込まれたいたものと思います。
「フューリー」予告編
ブラッド・ピット主演作でマスターピースが、すぐに思い浮かばない自分にとっては、見事その期待に応えてくれました。
問われる覚悟
物量共に苦戦を強いられている状況で、地政上の要所を確保すべく孤立無縁の状態で
多勢のドイツ軍を迎撃するシーンがハイライトとなりますが、戦士の覚悟、隊の中での人間ドラマがよく描かれていたと思います。
当初はパッケージの上映時間135分を確認して、「うわーっ」なんて引き気味であった長尺も一旦見始める後は、それを感じる事なく。
スティーブン・スピルバーグ監督作「プライベート・ライアン」あたりからの潮流になったと思わしき生々しい描写が
本作では拍車が掛けられたかの印象で、作品を一筋縄で終わらせらない重みを持たせていたと思います。
参考までに、wikipediaで本作:フューリー(2014年の映画)について調べてみたところ実話ではないようですが、脚本がしっかりしていたんだと思います。
鑑賞後、トム・クルーズの「ワルキューレ」が頭に浮かびましたが
自分がトム・クルーズの戦争映画で同作を思い浮かべるが如く、ブラッド・ピットについては「フューリー良かったな」という後味。