(2019年)11月最後の金曜日、
半年ぶりのライヴでGENERATION AXE.– 今回で2回目の来日となりますが、
最初、Yngwie Malmsteen、Steve Vai、Zakk Wylde、Nuno Bettencourt、Tosin Abasiというラインアップを見た時、
Tosin Abasiはどのようなギタープレーヤーか、名前すら承知していませんでしたが、
「凄ぇ!」のひと言で、「どんな風に演るんだろう?!」と興味を掻き立てられたものの見送っていたものの
今回は、Meet & Greet Upgrade Package(除、Yngwie Malmsteen)が発売されたことに反応して、参加を決意 ^^
これでもか!のGuitar Playの競演
Meet & Greetでの模様は後日に改めるとして・・ 開演19:00をやや前倒しで火蓋。
登場順は何となく聞いていましたが、ほぼ予習なし状態であったことから、
いきなり5人揃い踏みでの開演に圧倒され、トップバッターはTosin Abasi.-
今回のメンバーの中で唯一、まったく音源に触れたことのないアーティストでしたが、
宇宙的と形容されるのか、広がり、想像力を掻き立てられるインストゥルメンタルに魅了され、
個人のプレーは一番ハマったように ^^
原則、次に登場するプレーヤーと絡んで、プレーヤーが入れ替わる形で、
ラストはNuno Bettencourtと一曲(Physical Education?)を共演後、スポットライトは交代。
俄然、ファンのお馴染み度も上がり、1曲目はEXTREMEのGet The Funk Outで、
仄かに温まった場内が一気に盛り上がり🎶 Nunoのキャリアを総括するメドレーの中に、
Play With Meや III SIDES TO EVERY STORYからの自分好みのナンバーのさわりが披露され、ニンマリさせられたり、ファンキーで楽しきステージ。
締めは後続のZakk Wyldeの共演で、ここが結果的に私個人のハイライトに ^^
アグレッシヴでなし、切なさ誘われる感じに緩急ビシッと決められ、とても印象的♪
GENERATION AXE @ 豊洲PIT
Zakk Wyldeにバトンタッチされ、Purple Haze(Jimi Hendrix)、War Pigs(BLACK SABBATH)、Still Got The Blues(Gary Moore)といった(ハード)ロックファン定番曲を
ステージ上に、客席でも繰り返し熱演。Still Got The BluesはSteve Vaiとの(客席)コラボレーションと
後ろを振り返る形となり、視界不良な自分としてはもどかしさを有りましたが・・ ファンを喜ばせる演出としては有りでしょー
Steve Vaiは自分的好みの There’s A Fire In The HouseからThe Animalと続き、前のめりにさせられ、
代表曲の一つ For The Love of Godで締め。
Yngwie Malmsteenにバトンを託され、Far Beyond The Sun、Trilogy Suite Op.5のさわりに、
Steve Vaiを招き入れてのBlack Starと代表的なインストゥルメンタルナンバー中心の組み立て。
Yngwie Malmsteenは今回生で観るのが初めてとなりましたが、独特の存在感、
GENERATION AXEの他のメンバーとは一線画された感、好きにプレーしてもらっていた配慮もあったと思いますが、
赤で統一されたライティングとも、貫禄、年季を感じさせられるパフォーマンスでした。
ロックを伴走してくれたギターリストたちの競演
そしてフィナーレは、これは話しに聞いていたGENERATION AXE出演者総出での
ジャムセッション。てっきりHighway Star一発と思いきやBohemian Rhapsody(QUEEN)+ Burn(Deep Purple)の2曲。
各ギターリストに魅せ場が設けられ、
お腹いっぱいの3時間+。
長丁場で体力勝負の側面は否定出来ませんでしたが ^〜^; 何よりこれだけのメンバー
自分の音楽史を彩ってくれたギターリストが一同に会するステージは一見の価値絶対有りでしょう、
翌朝を迎えても一向に収まる気配のない耳鳴りも、ちょっと嬉しい傷跡かな ^〜^;♪ と。