芳賀みみさん著『年収1億円は「逆」からやってくる』を読了。
先日参加したアンソニー・ロビンズ フォローアップセミナーで、席が隣となったご縁。
>> アンソニー・ロビンズの学びを是久昌信さんで振り返ったフォローアップ <<
最初、座っていた方が離席され、芳賀さんが入れ替わりで座られ、普段、前方に座る自分が後方席に腰を下ろすなど、色んな偶然が重なっての展開でしたが、
帰宅後、やり取りさせて頂く過程で、著作を上梓されている事を知り、間髪入れず購入。
「よく、飛行機で隣に座った人に・・」なんて状況で、そこでどう対応するかが話題になっている記事も見掛けますが、
偶然と見做すも良し、或いは、その意義を考えて見る事も面白いのかもしれません。
題名の通り、収入に関する内容ですが、3日後に先週末参加した「ミリオネア・マインド・インテンシブ」の無料参加のオファーが届くなど、
「お金について勉強しろ」とのどこからかの啓示であったですかね(笑)
成功法則の本質。
本の方は、数多に伝わるお金持ちの習慣とされる「長財布を使っている」「トイレの蓋を閉める」「夢は紙に書けば叶う」などを
取材等で得られた結果をもとに検証し、本の最後で、あるべき姿が示されるというもの。
例えば「トイレの蓋を閉める」というのは、斎藤ひとりさんの講演をYouTubeで聞いて実践していたり
>> 斎藤一人さんに学ぶ渡世 <<
「夢(目標)は紙に書く」は、神田昌典さんの代表作『非常識な成功法則』のイロハのイの部分で示されていた事で、
自分も日々実践(但し、収入項目無し)している事です。
その昔、フォトリーディング、速読講座でお世話になった園善博さんが、講義中「目標を紙に書いている人」との質問で20数名いる教室で挙手を求め
その数の少なさに驚いていた様子が、当時の情景で印象に残っていました。
本書で展開されているのは、行為そのものが否定されているのではなく、
本質が履き違えられて伝えられており(ex.トイレの蓋 ⇨ トイレ掃除を通して、他人に貢献する習慣ができたり、行動力が身についたりすることで成功体質になる/ p33)、
興味深い指摘から、本で展開されている世界に入りやすかったです。
お金の本質。
本書を読み進めるうえで、タイトルにもある「逆」という事がポイントであると思います。
この手の書籍は、あっという間に読了してしまう事も多いですが、
それを許さなかったのは芳賀さんの多面的で入念なリサーチがあっての事と思います。
以下、本の中で印象的であった件(くだり)
” お金持ちは、お金を稼ぐことを決して難しいことだとは思っていません。楽だし、楽しいこと、すら思っています。
それは過去の成功体験からくる自信に由来するものかもしれませんし、親を筆頭とする周りの環境から「お金を稼ぐのは簡単だ」という刷り込みがあったからかもしれません。” (p28)
” お金とは、あなたが与えた価値を数値化したものです。そして、あなたが受け取るお金は、
「あなたはこれだけの価値を生み出してくれたから、いつか社会はあなたに同等の価値を提供しますよ」という約束の元に成り立っています。” (p30-31)
前段は、先週「ミリオネア・マインド・インテンシブ」で学んだ、お金に対して肯定的な価値観を持っていないと、
お金を受け取る(稼ぐ)事が難しくなってしまう、との内容に合致し、後段もプログラム開発者のハーブ・エッカーのメッセージと重なり、
何れも本質に触れたものと感じました。
更に・・
“宝くじが当たる確率とビジネスで当たる確率では、ビジネスの方がはるかに高いのです。” ( p42-43)
” 人は自然と痛みを避けて快楽を得ようとします。だから、努力し続けるためには、努力を痛みではなく、快楽に変えてしまえばよいのです。 ・・中略・・
そもそも自分の夢や目標が明確であり、その夢が叶った時の幸福感をリアルに思い描けるのならば、その努力は快楽でしかなくなるのです。” (p53)
” 元々、成功者は個性が強いものです。だからこそ、他人と違う考え方を持ったまま、ブレることなく、他人と違う道を進めるのです。そして、その結果として成功を手にするのです。” (p66)
” 知識はお金になりますが、知識のままではお金に変わりません。知識を行動に移して、そこで他人が喜ぶからこそ、その対価としてお金になるのです。
そしてそのお金は、あなたが次の知識を得るための、相手からの投資でもあるのです。” (p124)
” 上手くいく人は、自分でリスクを背負うと決めた人です。答えのある世界から答えのない世界へ、思考のパラダイムシフト(価値観の劇的変化)を起こした人です。” (p78)
上記は、最もなお気に入りの(鼓舞される)部分でしたが、昨年、熱血講義を受講出来た藤原和博さんの
>>藤原和博さんが教えてくれた「それぞれ一人一人」の時代の「稼ぎ方」:神田昌典ビジネスプロトタイピング講座 その壱 <<
「正解を探すな」の姿勢を再度質されました。
” そもそも成功者に「失敗」はありません。あるのは「成功」と「学ぶ体験」です。物事に意味はありません。
「成功」と「失敗」は、あなたがただそう解釈したということにすぎないのです。” (p152-3)
” 人の心を突き動かす動機の核になるのは「不安」ではなく「希望」であり、「欲求」ではなく「充実」でありたいものです。
あなたが新たにビジネスをするのであれば、「希望」や「充実」をサポートするものであってほしいと思います。” (p108)
” 「与えれば与えられる」ー この大事な原則が分かっていないからです。幸せなお金持ちは、それが分かっている人です。
何かを与えると、結局自分が一番受け取ることになることを知っているのです。” (p129)
” お金持ちになるには、よりたくさんの価値を与えることです。与えることを日常にしていると、人間関係が上手くいくことに気づくでしょう。
与えるだけで求めなければ、心は穏やかでいられます。” (p131)
162ページ以降、結論部に入り・・
” あなたの強み、才能は何でしょうか?そのなかで、世界一を目指せるものは何でしょうか?やめろと言われてもやってしまうほど、
熱中できることは何でしょうか?それを探すことこそが、お金持ちへの第一歩になるのです。” (p162)
経済的自由人との藤田隆志さんの言葉の引用で・・
” 本気で命を懸けてやれるかどうか。本当に命を懸けたら叶わないことはない。” (p195)
” 大切なことは「足るを知る」ということです。常に足ることを知っていれば、余った分を人に分け与えることができます。
そして人に与えた分は、必ず利息がついて戻ってくるものなのです。” (p173)
” あまり気づかれていないかもしれませんが、「お金を稼ぐ」ことと「働く」ことの間には対称性はないのです。
つまり、お金を稼ぐには働かなければなりませんが、働くことがお金を稼ぐことにはならない、ということです。” (p174)
上手くいきたいからの共通項
といったところ。芳賀さん固有のネットワークから得られたフィードバックから、
一般化したものの見方に対する切れ込みであったり、経済的自由を得られた人たちの共通したエッセンスが示され
個人では様々な場所で学んだ事の統合、或いは再考を促されるキッカケを得られるなど、222ページ、思考を旅させながら読了に至らせて頂きました。