ハーブ・エッカーが教えてくれる、お金持ちになれる人:『ミリオネア・マインド 大金持ちになれる人』読了 part 1

ハーブ・エッカー著『ミリオネア・マインド 大金持ちになれる人』を読了。

先日参加した「ミリオネア・マインド・インテンシブ」の講座内容が本になったものとの事で、時期的にも良い復習となり、

それは単にお金持ちの思考法を学ぶ事に止まらず、生き方全般に関する在り方が説かれていて、

読了する頃には考え方の刷新、取るべきアクションが相応数示され、かなり元気にさせられました。

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著者のハーブ・エッカー/T.Harv Eker

なお、ハーブ・エッカーとは訳者解説での本田健さんの一文から引用すると・・

” 文字通り資産ゼロから、たった二年半で億万長者に変身した経験を持ち、今はまさに「お金のカリスマ」的存在となっています。” (p193)

私は記憶している範囲では、再三事業の失敗を繰り返し、親の家の地下室で生活している際に成功法則を学び、

クレジットカードで起業資金を調達し、フィットネス機器のレンタルで急速に事業を拡大させた経歴であったものと。

行動を起こすこと。

結論的な事から始めると、正しい考え方を身につけて、ひたすら行動していく事。それは・・

” 人間は「習慣の動物」だという事実はご存じだろう。ただ、習慣には二つの種類があることは意外と知られていない。

「行動を伴う習慣」と「行動を伴わない習慣」だ。

この「行動を伴わない習慣」というのが曲者で、もし、今、とくにこれといってやっていることがないなら、

何もしないのが普通の状態となり、習慣化してしまう可能性がある。

何もしない習慣を変革する唯一の方法は、行動を起こすことだ。本書を読むのは、その第一歩に過ぎず、実際に行動を起こしてこそ、変化は起こる。

成功したいと真剣に願うなら、すぐに行動を起こすことを強くお勧めする。” (p56)

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以下、印象的であったパートを引用すると

思考は現実化する。

” あなたは「意図することの力」を知っているだろうか。これは、「思考は現実化する」という宇宙の法則だ。

もし「まさかの時」を考えて貯金に励んでいるとしたら、どんな未来を呼び込むだろうか。恐れている「まさか」が現実になってしまいかねない。

だから、「まさかの時」ではなく、「楽しい時」とか「お金の心配をしなくても良かった時」のために貯金するほうが、より建設的である。” (p36)

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人の役に立つこと、人を喜ばせること。

”  私のセミナーで聴衆に、「成功した一番の理由が『恐怖』の人はいますか」と聞くと、まず手を挙げる人はいない。

ところが、「では、成功したい一番の理由が『安心』の人はいますか」との質問の仕方を変えると、ほとんど全員が手を挙げる。

しかし、恐怖と安心は、本質は同じものだ。安心を追求するのは、恐怖に端を発する不安感があるからなのだ。 ・・中略・・

恐怖に駆られて行動する人は、金持ちになることで自分の価値を証明しようとする。

しかし、たとえ大金を手にしたとしても、自分の人格を変えられるわけではない。

問題はあなた自身である。あなたの内面が外面の現実をつくり出していることを思い出してほしい。

「自分に価値がない」と心の中で信じていると、結果として、お金がないという現実を自らつくり出してしまう。

反対に、自分は十分価値のある人間だと信じていれば、十分なお金が手に入るようになる。

心が「十分な」状態であれば、「豊かな生活を送っている自分」があなたの自然な姿になる。

怒り、恐怖といった後ろ向きな感情を手放して、ビジネスの目標を「人の役に立つこと、人を喜ばせること」といった前向きな言葉と結びつけて考えよう。” (p39-40)

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困難に立ち向かう人に、道は拓ける。

” 金持ちになれる人とお金に縁のない人の最大の違いは、金持ちになれる人は恐怖に駆られながらも行動を起こそうとするが、

お金に縁のない人は恐怖を感じると意気消沈してしまうことである。” (p169)

” 金持ちになるのは、そんなにお手軽なものではありません。実際、非常な困難を伴います。だからどうだと言うのですか。

戦士の原則にはこうあります。『安易な道に逃げると、人生は困難になる。困難に立ち向かう人に、道は拓ける。』

金持ちは、お手軽で簡単なことからやろうとはしません。それはお金に縁のない人たちと中流階級の人たちのやり方です ” (p171)

” 不快さゆえに死んでしまう人はいないが、快適の名のもとに抹殺されたアイデアやチャンスは数限りない。

快適さばかりを求めると、行動力や成長すらも阻害されてしまう。快適さは諸悪の根元とも言える。” (p174)

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全身全霊をささげる人は奇跡は起こす。

” 「全身全霊をささげて取り組まない限り、引き返すべきかという迷いや無力感がつきまとうものだ。

行動を開始するにあたっては、ある基本的な真理の存在を知るべきである。

もしこれを無視すれば、数多のアイデアや計画が水泡に帰すだろう。

その真理とは、全身全霊をささげて専念した瞬間に、神意が働き出すということだ。

夢にも思わなかった様々な偶然な出会い、物的支援に恵まれるのである」

わかりやすく言い換えれば、全身全霊をささげて専念する人に、奇跡も起きるということだ。

何はともあれ、断固たる決意を持って事に当たらなければならないのである。” (p78)

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自分の才能を生かして、多くの人を助け、よい影響を与える。

” 「私たちの人生の目的は、現在、そして未来の世代の人々のために新たな貢献をすることである」

誰でも、何か一つは特別な才能を持って、この世に生まれてくる。こうした才能は、他者のために使うようにと、神から与えられたものである。

一番幸福な人とは、自分の才能を最大限に活用している人だ。

人生の目的は、自分の才能を生かして、なるべく多くの人を助け、よい影響を与えることなのだ。

起業家の定義を知っているだろうか。私は「他人の問題を解決してあげて利益を得る人」と定義している。

起業家とは、まさしく問題を解決する人以外の何ものでもないのだ。 ” (p83-84)

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大きく考え、大きく行動する。

” 誰でも必ず何らかの使命を持って、この世に生まれてくる。あなたの人生には、必ず意味があるのだ。

リチャード・バックは、著書『かもめのジョナサン』の中で、こう問いかけている。

「自分の使命を達成したかどうか、どうしたらわかるのか」

それに対する答えは、「まだ息をしていたら、仕事は終わっていない」であった。

私はこれまで、あまりにも多くの人が、自分の使命を果たしていないのを、嫌というほど目にしてきた。

どれだけ多くの人が小さく考えすぎているか。どれだけ多くの人が、恐怖心に駆られて自己中心的な考えをしているか。

自分の能力を最大限に発揮して、自分の使命を果たし、他者に貢献することをめざしてほしい。

小さく考え、小さく行動していると、一文無しで欲求不満の一生を送ることなる。

大きく考え、大きく行動すれば、お金を生きる意味を手にできる。

どちらがいいかを選ぶのは、他でもないあなたなのだ。” (p83-84)

本の半分時点で、相当な分量になったので次回に分けます 。

 


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