元Jリーガー 林陵平さんの『Jリーガーが海外サッカーのヤバイ話を教えます』を読み始めてから
PART 1 BIG 5
PART 2 プレミアリーグ
PART 3 ラ・リーガ
PART 4 セリエA
PART 5 ブンデスリーガ&リーグ・アン
PART 6 レジェンド
と章立てされているうち「PART 2 プレミアリーグ 」まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
別本を買い求め書店に立ち寄った際、本書サイン本を見つけ、
興味ある斬り口から「読んでみようか」と衝動買いしていた著書。
異例の企画
本書について冒頭「はじめに」で、
” この書籍のお話をいただいたのは、2020年の夏頃でした。そこから分析や調査、執筆に入っていったので、つまりこの本を制作したのは現役中。
自叙伝やストーリー集などを出す選手はいますが、海外サッカーのガイド本を現役中に作ったJリーガーは僕が史上初だと思います。
なにを隠そう、僕は「Jリーグ随一の欧州サッカーマニア」を自負しているので、すごく光栄です。”(p2)
という出版背景から
” この本では選手と監督の計62人が収録されていますが、最初に出てくるのはズラタン・イブラヒモビッチ(現ミラン)。
彼がパリ SGにいた頃に現地のトレーニングセンターまで行って、サポーターと一緒に氷点下の中で4時間も「出待ち」したほど、僕が「神」として崇めるプレーヤーです。
だから、編集者の方にお願いして、1番に入れてもらいました。”(p5)
というズラタン・イブラヒモビッチ選手に始まり、
キリアン・エムバペ
” 2018年ロシア・ワールドカップのアルゼンチン戦におけるドリブル突破は、すでに伝説ですよね。
3人を振り切って自陣中央から相手ゴール前まで約50メートルを一直線。
あのシーンの平均時速は38キロで、ウサイン・ボルトが100メートルの世界記録を出した時の平均換算時速である37.58キロを上回ったとも言われています。”(p38)
フィルジル・ファン・ダイク
” 何よりも驚異的なのが、1対1の強さ。リバプール加入直後の2018年3月から65試合も、なんと「一度もドリブルで抜かれない」という信じがたいスタッツを残しています。”(p47)
(本書で初めて名を知ったアスリートも含まれつつ)名前は知っている/聞いたことある選手主体に、だけれどどこが凄いのか分かっていなかったストロングポイントが端的に説明されており、
私のようなライトなウォッチャーには観戦の手引書として重宝する内容となっています。
ブンデスリーガ中心に、これからの中、後半でまた新たにアスリートの魅力に触れられることが楽しみです ^^