前々回、中間記⬇︎をアップロードした
元Jリーガー林陵平さんの『Jリーガーが海外サッカーのヤバイ話を教えます』を読了。
燦然とする日本人選手たち
その(中間記)後、読み進めた
PART 3 ラ・リーガ
PART 4 セリエA
PART 5 ブンデスリーガ&リーグ・アン
PART 6 レジェンド
には、
久保建英
” 左足の非凡なボールテクニックを持ち、さらに状況判断も19歳とは思えないレベル。とくにスゴイのが、狭いスペースでの局面打開ですね。
左足の絶妙な位置にボールを置き、相手が足を出してきた瞬間に一気にリズムチェンジ。
これで縦にも中にも抜けられるし、さらにそこからラストパスも出せるので、敵としてはとても対応しにくいと思います。”(p122)
に、林陵平さんと明治大学サッカー部で同期であったという
長友佑都
” 1対1の強さには本人も相当な自信を持っていて、こう言っていました。
「1対1で勝てないと思った相手は、プロになってからもいない。パト(元ミラン)には1回ぶっちぎられたし、セネガル代表のサール(ワトフォード)もめちゃめちゃ速かったけど、2人とも対応できなくはなかった」”(p18)
と日本人アスリートも登場。
いざヨーロッパサッカーの深みへ
中、後半は本書で初めて知る選手もいましたが、選手紹介とともに、
ラ・リーガ
” ラ・リーガの最大の特長はずばりテクニック。・・中略・・ プレミアリーグと比べれば試合のテンポがゆっくりで、遅攻 vs 遅攻 のような展開が多いので、テクニカルなサッカーを観たい人にはおススメです!”(p97)
と国別(リーグ)の特徴も端的明瞭に説明されていて、浅からぬヨーロッパサッカーの魅力の断片を垣間見せられ、
結びの「おわりに」で
” ピッチ内外の様々な特徴やエピソードを細かく書かせていただいたので、海外サッカーが好きだった方はこれまでと違った見方ができるはずですし、あまり海外サッカーに馴染みのなかった方も観戦意欲が湧き上がっていると嬉しいです。”(p186)
と林陵平さんが書かれてある通り、観戦意欲をチクチクと刺激され、その魅力を増幅させてくれる著書です。