週末は、平秀信さんの「0円起業(ネオ起業)講座」を受講。
正午に始まり、18:00までという、当初は短めとも感じられる講義時間でしたが
終わって書き取ったノートをめくり返してみれば、A4 18枚(+α)に及ぶ濃厚な学びとなりました。
半生から導かれた起業論
最初、平さんがご経歴を振り返られるところに始まり・・
40歳までサラリーマンとして勤めていたところ、勤務先の倒産から起業。
5、6年後には年収5、6億円で栄華を極められていたところ、豪遊生活などが祟り、一転、家族を含めすべてを失い、
50歳で1年間一人旅に出るなどして再起。ビジネス上のスキルもさることながら、マインドセットにも注力されたプログラム。
成功は「非常識に生きる」事を選択する決断から
序盤、問題提起があり、ビジネスマンとして如何にお金を稼ぎ、社会に還元して、税金を払っていくか。
大まかな目次立ては・・
1. (平秀信さんが定義する)ネオ起業:すべての夢を叶える人間になる。ガマンしてはいけない → やりたい事は全部やる
不可能が可能になる時代
2. 資金調達法
3. 3つの成功事例:平さんの教え子お三方が登場
4. 自宅で稼ぐ
5. ビジネスを大きくする方法(1,000万〜10億円〜100億円)
6. リスクフリーのビジネスモデル
まず、
” 何も知らない、自分は愚かである。”
が、始めの一歩。マインドセットとして・・
” 成功の道は常識と反する。”
→ 常識的なことをやっていては成功出来ない → 非常識に生きる事を選択する
キーワードは、
・人は教わりたい
・人は導かれたい
・人は依存したい
・人は答えを教えてもらいたい
・人は損をしたくない
・人は恥をかきたくない
・人は人よりも少しでも上にいたい
といった特性を理解する。
「こんな風になりたいんだ」というモデルを持つ事。そして、その仕事に権威を持たせていく事が、大切。
お客さんは権威のある人から物を買う。権威性とは実績で、必ず手に入れなければならない。実績があると物が売れやすくなる。
*後に登壇した平さんの教え子の方からのお話で、実績とは例えばお客さんにお金を払って来て貰ったセミナーでも立派に実績となり、難しく考える必要はない、との事。
稼ぎ方には、
・田舎で稼ぐ
・都会で稼ぐ
・海外で稼ぐ
・家族で稼ぐ
・一人で稼ぐ
自分がどのタイプに当てはめる(はまるか)か、そしてそこで幾ら稼いでいくか、手取りで幾ら稼いでいくか。
1. 5,000万円
2. 3,000万円
3. 1,000万円
4. 600万円
5. 360万円
家庭を犠牲にしたり、友達が少なくなっていくなどするが、決めたら、そこから逃げてはいけない。
その際、下記の問題点に注意。
・欲しいものがない:欲しいもの 100〜200作っておかないとダメ
・達成したいものがない
・チャレンジしたくない
・普通の生活でいい
起業家の93%は目標を達成出来ないで終わる。成功している起業家が持っているものに・・
1. メンター
2. プッシュマン:落ち込んでいるときに、背中を押してくれる人
3. ライバル:最も盛り上がっている市場に後発で乗り込んで勝つ(平さんの場合、今、英語)
今はずっと続かない
また、今が順調で「普通の生活でもいい」というような思いを持っていても
下記の要因などから、一転「貧困」が目前に迫ってくる人は多い旨の指摘、、。
・親の介護が必要となり、働けなくなる
・自分が病気になる
・会社が倒産する
・災害ですべてを失う
・騙される
・離婚
習慣が導く成功
やりたい事は全部忘れて、今やっている事を全力でやる。
自分が何かを達成したら、それをパッケージ化して売っていけば良い。
起業するタイミングは、「今ではなく」・・
1. お客さんの問題を理解したとき
2. 起業資金が300万円貯まったとき
3. 理念が固まったとき
習慣を持つ事が大事で、習慣を守っている人が上手くいく。但し、朝だけで後は何をやってもOK。
起業してうまくいく人は、スキルを持っている人。どんな能力(スキル)も3ヵ月あれば身に付けられる。
ビジネス/起業の成功は再現性が確立されている
ここまでが、3部構成で行われた第1部で語られた事の要旨。箇条書きなどでメモったものを書き繋いで、
必ずしも前後の繋がりを再現したものではありません。
2部以降では、1部を土台にしての各論、方法論への発展であったり、
平さんの教え子3名の方による「0円、若しくはマイナスからの起業事例報告」であったり、
見込み客を獲得する上でのキッカケ作り(=稼げるようになると、仕事が舞い込むようになるため、最初が肝心/難しい)であったり。
私個人としては、5月に受講した「3,000万円コンサルタント合宿」の復習になったり、違う角度からの気づきを得られたり。
特に印象に残ったところでは、起業に当たってお金を掛けてはならないという事。
起業がもてはやされる時代背景にもつながってきますが、SNSの普及があり、見せ方次第で「あっ」という間に有名になれる事。
そこは、教え子さんの経験談でも共通されたプロセスを踏襲して、数千万の稼ぎに繋がっていったとのお話がありました。
改めて聞く話に、初めて聞く話とありましたが、選ぶ市場は各自に委ねられますが、
そこに市場性があるのなら、後はビジネスの成功とは決まった手順に則って進められていくもので
それをやり切れるかやらないか。
適宜、休憩を挟んでの約6時間を「濃厚」と評したのは「やる事多いなぁ」と感じた証左ながら
道無き道を進むものではなく、先人たちが切り拓いてきた道に進むか否か、
覚悟の問題である点を今一度確認出来た事が、自分自身にとっての一番の学びであったように思います。