スケートボード男子ストリート、東京2020オリンピックで金メダルに輝いた堀米雄斗選手の自伝フォトエッセイ『いままでとこれから』を読了。
サイン本販売情報がアップロードされた際、タイミング良くTwitterアクセスして
入手叶っていた経緯。
スケートボードを始めるまで・・ そしてオリンピック
本書は
” お母さんと結婚するときにスケボーは辞めると約束していたから、子守という名目で「ちょっと散歩に連れてくわ」と理由をつけ、お父さんが滑りたいがために連れていかれていたらしい。”(p017)
というスケートボードとのユニークな接点うかがわれる幼少期の一コマに、
” 恐怖心はなく始められたけど、エアーは最初は全然できなかった。バーチの上から初めて降りたときなんかは、顔から落ちた。冬だったから地面は冷たいし、めちゃくちゃ痛かった。”(p018)
と自身の滑り出しの頃の思い出に、
” フィルマーの鷲見知彦さんにDMで連絡を取った。「アメリカでスケボーをしたいので、しばらくの間、泊めてもらえませんか」。鷲見さんとは面識はなかったけれど快くOKしてくれて、大会が終わった後、1ヶ月ほど住まわせてもらうことになった。”(p028)
と海を越え本格化していく競技人生に、
そして・・
” ベストトリック最後の5本目。予選で2回ミスをした技をやろうとしていた。当日はスコアをちゃんと見ていなかったので、何点以上を出したら金メダルは獲れるかもわからなかったし、やろうといしている技は何点になるかも計算していなかった。
ただ、これを決めれば勝てるということだけわかっていた。”(p106)
と、(本書)ハイライトとなる東京2020オリンピックまで。
オフショットも豊富収録され、堀米雄斗選手の足跡を身近な人たちからのコメント合わせ端的に振り返られる内容になっています。
〜2021、2021・・
帯に目をやれば・・
“堀米雄斗の23年。”
とあり、まだ若干23年。
金字塔の続きはこれからであろうと、東京2020オリンピックで俄然高まったスケートボード人気も牽引する立場で、今後注目していく発火点となる自伝フォトエッセイでありました〜