ジョン・F・ディマティーニ博士の著者『成功のタイムリミット』おさらい編のつづき。
その人が最高の人生を送るためには、外からの声に耳を傾けるのではなく、内側から聞こえる声に耳を澄ませる事が大事。
その声はインスピレーションとも言えますが、
” どうしたら、インスピレーションあふれる関係を築くことができるでしょうか?
私(ジョン・F・ディマティーニ)は長いあいだ、この答えを探し求めてきました。そして、そこに科学が存在することを発見したのです。
私が見つけだした答えは「いつでも感謝にあふれていること」でした。
もしあなたに、感謝できないことがあるならば、それはあなたがその出来事の、悪い面だけを見ているからです。
恐れや罪悪感、落ち込みの中にいるときには、その出来事の片面だけを見ているのです。
しかし、もしあなたがいつでもどこでも何が起きたとしても、その瞬間にどのような知覚をしたとしても、両面を見いだし感謝できるなら、
あなたはインスピレーションに満ちた愛を経験することになるでしょう
ー あなたがどのような状況でも ー 心から受け入れることができるのなら、
あなたの人生は、とても意義深い、真に充実したものになるでしょう。”(p30-31)
まとめると、
” 絶望の人生を送っている人は、人生に感謝をしていない人です。 ・・中略・・
毎日、あなたの内なる声を聴く訓練をしましょう!
毎日、内なる声に感謝して耳を傾けるなら、あなたはすばらしい人生を送ることになるでしょう。”(p32-33)
日本では「ありがとう」が魔法の言葉と言われているように、つまり日々当たり前に「感謝する」ことを習慣化出来ていれば、
それだけで大きな推進力を得られるという事。ここで注意すべき事は「内なる声」には二種類あって
これは昨年6月にインターナショナル・モチベーターの池松耕次さんから習った事ですが、
福の神、貧乏神がいるという事。「内なる声」が、自分に楽をさせようとしている貧乏神でないか、
自分に試練を課し、成長させようとしている福の神か、耳を澄ませる状況で、この判断が重要であるというものです。
人生は、質問の質によって決まる
” 「人生で、絶対にやりたいことは何か?」
・・中略・・
とにかくなんでもいいので、あなたの大好きなことをリストアップしていきましょう。
取るに足らないことでもかまいません。
あなたが何になりたいのか、何をしたいのか、何を得たいのか、どんどん書き足し、書き直し、洗練していきましょう。”(p36)
次に・・
” 「どうしたらそれをすることで、たっぷりと、信じられないくらいすばらしい報酬を受け取れるだろうか?」
これも、最初はあまり考えつかないかもしれません。それでも、とにかく質問しつづけましょう。
あなたの「絶対やりたいこと」を、情熱をもって追いかけつづけていたら、あるとき突然に、創造的なアイデアがひらめく瞬間が訪れます。
すべてを書きとめておきましょう。それが一見不可能で、頭がおかしいと思うようなことに見えたとしても、
また実現にはほど遠いと思ったとしても、アイデアをとにかく詳細に、具体的にしていきましょう。”(p36-37)
具体的に、日々取り組むべき事として・・
” あなたが良質な質問をすればするほど、あなたの人生は変容していきます。
7つの質問を、さっそく毎日実践していきましょう。
良質な質問
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「人生で、絶対にやりたいことは何か?」
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「どうしたらそれをすることで、たっぷりと、信じられないくらいすばらしい報酬を受けとれるだろうか?」
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「絶対にやりたいことを実現するために、今日できる7つの湯最優先事項はなんだろうか?」
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「どのような障害に出合うだろうか?そして、どのように解決すればいいだろうか?」
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「どうすれば、もっと効率的に、効果的にできるだろうか?」
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「何がうまくいって、何がうまくいかなかっただろうか?」
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「それがネガティブなことであれ、今日起きたことは、どのように私に役立つだろうか?」
もし、7つの質問を1日も欠かすことなく実践すれば、そして、真剣に答えを探し、出てきた答えを大切にしていけば、
あなたはもっとインスピレーションに満ちあふれた、充実した人生を送ることができるようになるでしょう。
「良質な質問の法則」を実践すれば、びっくりするようなすばらしい人生を送ることができるでしょう。
あなたの人生は、永遠に変わりつづけます。さっそく、今日からはじめてください。
すばらしい人生を創造することができるでしょう。”(p39-40)
質問の効用は神田昌典さんも重点的に説かれていることで、質問が間違っていれば、答えは出なくなってしまうし、
質問が曖昧であれば、回答も曖昧で前へ進めなくなってしまうということ。
本書では、その質問が具体的に記されているので、日課に落とし込んでいく事で、「変える(変わる)」ことは実現されていくでしょう。