4日間に及んだAl Pacino:アル・パチーノ出演のドラマ『ナチ・ハンターズ』の鑑賞を完了。
最後に見たのは
第9話 反撃の狼煙
第10話 生ける神の言葉
の2話。
*以下「これから見てみよう」という方々はデリケート(=ネタバレ)な内容を含みます。
「第8話 死の影の谷」を見終わった時点では、鑑賞記 ↙️
で、見出しに「導かれるは・・ 純粋なる爽快感?!」と書いたように、溜まった鬱憤をストレートにすっきりさせてくれる運び
かと思いきや、
「第9話 反撃の狼煙」では映画『ミッション・インポッシブル』シリーズばりの金箔の潜入劇から一気に一件落着の様相を呈しつつも、
「第10話 生ける神の言葉」では、それが二転三転、そしてシリーズ2ありきといった幕切れで、
すっきりの後の展開に良くも悪くも裏切られ、最終的に得られた心情は「爽快にさせてくれなかったなぁ・・」^〜^; と。
容易ならざる現実
鑑賞後、wikipediaで本作のサイドストーリーに目を通しましたが、
史実に忠実でない部分から批判もあるようで、描写もユダヤ人に対する偏見を自嘲、若しくは煽るようなシーンも散見され、
見る人によって反応が、さまざま分かれることはよく理解出来ます。
個人的にはフィルモグラフィー的に追いかけてきたアル・パチーノをドラマという形で迫れたという感覚が新鮮で、
演じた役どころについて触れると、重度のネタバレになってしまうため控えますが、演じ甲斐というのか、出演オファーを受諾した背景もうかがえたように ^^
配信の趨勢
内容とは別途、印象的であったのは、本作の公開日が
(2020年)2月21日であったという点。
2ヶ月に満たない期間で、劇場と遜色ない字幕版に、吹替版も↙️
リリースされているという至れり尽くせりにスピード感。
今回で上映館以外での映画鑑賞、従来のソフトをレンタルする形式ではなく、配信が自分的スタンダードに切り替えられた感覚ですが、プログラムの充実にも時代の趨勢を感じ取りました。