過日、猪木啓介さんの『兄 私だけが知るアントニオ猪木』刊行記念トークイベントに参加。
書店で本書を見つけ、身内から見たアントニオ猪木さんの実像に興味を持っていたところ、書泉グランデにおいてトークイベント開催を知り「直に濃いお話しを聞ける稀有な機会」と興味を持った次第。
猪木啓介さんのことは今回知ることになりましたが、アントニオ猪木さんにとって唯一の弟で、会話する時はもっぱら命令を受ける立場ながら優しいお兄さんであったと。

登壇直後は水を飲むことの重要性について熱弁を振るわれ、体調を崩すことに時節柄苦しんでいる人が多い花粉症も水分不足が影響していると。目安は体重x30%(60kgの場合、1日1,800cc)で、因みに猪木啓介さんはこの日既に2リットルを飲まれていたそうな。10分くらいはこの話題で意表突かれたスタートから・・
次第にアントニオ猪木さんの一番弟子とも言える藤波辰爾選手とともに参加者から発せられた質問をきっかけに1時間半弱、

モハメド・アリ、ウィリー・ウイリアムスら代表的なファイトに事件史の裏側に、数多出版されているアントニオ猪木本の(真偽の)危うさに、悔やまれる闘病生活の日々に、、 身内及び愛弟子の視点が時に交差しながらアントニオ猪木さん話しに花が咲きました。
家族だからこその距離感
「とにかく感謝しかない」と繰り返し兄を寄せた思いに、最後は悪名高きアントンハイセルの話題を猪木啓介さんが切り出され、ご自身の失敗を深く反省される一方で「牛じゃなくて、今やるなら羊で絶対儲かる」といった発言にアントニオ猪木さんの血筋を強く感じさせられ ^〜^;A

休憩を挟み、ご登壇の両名に挟まれての記念撮影で印象に残るひと時を過ごしてきたと当時に、対象書籍『兄 私だけが知るアントニオ猪木』への興味をより強められた時間にもなりました。