今週(2023/1/10)は、八重洲ブックセンターで開催された
『一睡の夢 家康と淀君』刊行記念 伊東潤さん トーク&サイン会 に参加。
伊東潤さんの書籍は、直近では昨年(2022年)夏に ↓
『修羅奔る夜』を読んだところまでで、これまで計7冊。
1冊目の ↓
『覇王の神殿 日本を造った男・蘇我馬子』を手に取った時期が感染症拡大の最中で、冊数を重ねる過程で「あれば行きたい」と思っていた伊東潤さん登壇イベントに初参加。
1頁目に入る前の助走
当日の展開から時間のやり繰りが効かず、無念ながら出だし15分ほど遅れましたが・・
徳川家康が豊臣秀吉の失敗からさまざま学び、上手く徳川秀忠に地位継承を行ったことに、
織田信長は革命家、豊臣秀吉も人格的に逸脱したところがありながら、徳川家康は早くから両者と異なり「凡庸こそ力なり」と心得、周囲の力を結集して決断を下していったという姿勢に、
歴史小説においては司馬遼太郎さんという高い壁はあれども、時代も変わってきている中、令和における最新の研究成果でアップデートの思いから上梓に至った思い等々、
対象書籍『一睡の夢 家康と淀君』を読む前のプレリュードといったお話しを聞くことが出来ました。
また今年の大河ドラマ「どうする家康」で、改めて徳川家康に注目が集まる中、時代によって家康の描かれ方(演じられ方)が違うといったお話しもあり、本書でどのような家康像に触れられるか楽しみを膨らませられた機会にも。
直の言葉から感じる思い
イベント後半はサイン会。一人と一人と丁寧にお話しされご対応されている中、
私の番となり、気になっていた作品で取り上げる人物の基準について質問させて頂き納得のご回答を頂くなど
2023年初イベントでしたが、事前の期待に沿うひと時を過ごしてくることが出来ました。
年も明け、2023年3月と発表された八重洲ブックセンター本店の閉店もカウントダウン状態。願わくば、この場で更に著者の方を身近に感じられる思い出を刻みたいとの思いも。