シルバーウィーク4日目は、伊藤政則さんの10日間に渡って日替わりのゲストを招いてのトークイベント
政則十番勝負2020、今回のゲストは音楽評論家・作詞家 湯川れい子さん。
昨年参加した政則十番勝負で、音楽評論家 大貫憲章さん及び今泉圭姫子さんの登場回⬇︎で、
湯川れい子さんのお名前が何回か出てきたことで接点があることは承知していたものの
対面するのは7、8年ぶり(or 伊藤政則さんのFM番組300回記念に湯川れい子さんがゲスト出演されて以来)か、それくらいになるそうな。
紐解かれていった昭和の音楽史
話題は湯川れい子さんの著書『女ですもの泣きはしない』に沿って、
湯川れい子さんが辿ってきた足跡、故福田一郎さんをはじめさまざまな音楽評論家の諸先輩方から教えを乞うなどしてきた出逢いに恵まれてきた巡り合わせや
アメリカでもまだいなった女性ディスクジョッキーとして活躍されていた頃のお話し等々。
中盤からは今回掲げられたお題「ラジオと音楽の未来」に沿った内容となり、
アメリカのヒットチャートがギャングスターラップに占拠され、90年代に入ってヒットチャート番組が成立し得なくなってしまった状況に、
日本ではメディア総乗りでアイドル系ユニットに傾倒していった現実など、国際的競争力を持ち得ず、厳しいであろう今後の音楽業界の見通しなどに言及。
最後の方、湯川れい子さんらしくElvis Preley(15年越しに実現した対面など)の話題も飛び出しながらご活動に沿って、半世紀+αの音楽史(Jazz、マンボ、ロック etc)を辿り、そこに音楽とラジオの未来に言及され、学びを得られた機会となりました。
Hard Rock/Heavy Metalカテゴリーでは、食わず嫌いではいけないと実際に会場に足を運ばれ、Metallicaはお気に入りで各所でご覧になられたとのこと。伊藤政則さんも初耳であったそうで興味深かったです ^^
オンラインで楽しめたロック談義
政則十番勝負2020が開催された10回のうちの4回を視聴。今回は時節柄オンライン開催となり、
現場の雰囲気に浸れない面はありながらも、一方で自分自身の都合と気分に合わせて視聴を楽しめるスタイルを効かせ、
興味有る分野が深掘りされていく模様を楽しめ、特にシルバーウィーク中は楽しみの中心として機能してくれました〜