先週⬇︎に続いて
伊藤政則さんのトークイベント『政則十番勝負』へ。
今回のゲストは元ニッポン放送社長 亀渕昭信さん。8月の泉麻人さんのトークイベント⬇︎に
(亀渕昭信さんが)ゲストで登壇され、その時の印象/流れ今回の参加を考えるようになり、
当日券をゲット!していた経緯。
伊藤政則さんをカッコ マンとして世に・・
開演前にスタッフの方が、ステージで「伊藤さんが、珍しく平身低頭」と楽屋での模様を暴露され(笑)
伊藤政則さんが登壇されるなり、「(十番勝負)後半の最難関」と仰られ、ご本人を眼の前にして「怖い」と ^^
夏のトークイベント時、亀渕昭信さんに「今度、伊藤政則さんのトークイベントに出られるんですよね?」と声がけさせて頂ければ、
「そうなんだよ。僕が最初にオールナイトニッポンに起用したことを伊藤くんがちゃんと覚えていてくれていて」といった回答をもらっていましたが、
壇上で亀渕昭信さんは伊藤政則さんについて「裏街道を歩いてきた人」「年を重ねるにつれて、どんどん上がってきた」と評価。
「オールナイトニッポン」の表舞台に「カッコ マン」(亀渕さんが命名者ではない模様)として抜擢した経緯も「よく動き回るし、言う事も聞くし、面白いことも言うし」と高評価。
逆に伊藤政則さんは、亀渕昭信さんについて「現場で一番偉い人だった」、伊藤政則さんの番組も夜ながらオンエアもチェックしていて
番組中、スタッフに連絡してきて「頭の挨拶、そうじゃねぇだろ。しっかり考えろ」と叱咤が飛んだり、職場ではとにかく怖くて、いまだに当時の余韻が残っている様子 ^^;
70’sのビッグネームたちの駆け出しの頃
そんなあたりの話しから、亀渕昭信さんが、ニッポン放送で勤務五年目に、会社から「好きなことをやらせてやるぞ」と言われたことに応じて
「FMを勉強しにアメリカに行きたい」とリクエストして、自費ながら1年間留学した際のエピソードで
Janis Joplin、Jimi Hendrix、Jefferson Airplane、Otis Redding、The Who 等々の錚々たる面々の無名時代を含むライヴを滞在先近くのTHE FILLMOREで観た際のエピソードに、
日本武道館で年間100日はイベントを打っていた頃のお話しに、PINK FLOYD 初来日公演を放送局なのに、プロモーター的な立場、また現場スタッフとして就いた際の裏話しに・・
貴重なるその場だからこその体験談
あまりロックのイメージを抱いていなかったですが、現場体験者が圧倒的に少ないであろうアーティストを体感されたお話しは貴重でしたし、嗅覚、センスの良さを感じさせられました。
締めでは伊藤政則さんとともに、ラジオ、ニッポン放送の現状にエールを贈るような構成となりましたが、
聞くところによるとビートたけしさんが、かつてラジオが果たした役割を現代のSNSになぞられたそうで、亀渕昭修さんは発信の重要性に言及。
ラジオが果たしてきた役割にノスタルジックにさせられた一方、ディープなロック談義、70年代のロックの証人としての経験談には現場での熱気をほんの少しばかりおすそ分けに与れた感覚にも♪