伊藤政則さんが振り返ったスーパーロック’84、スーパーロック’85ほか、語り継がれる80年代ロックフェスの舞台裏:伊藤政則の『遺言』オンライン・スペシャル 〜今のうちに語っておきたいロックの歴史がある〜 視聴記

音楽評論家 伊藤政則さんのシリーズのトークイベント「『遺言 』オンライン・スペシャル」を視聴。

昨年(2019年)から参加するようになって、今年に入って1月(に参加)、

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そして4月に参加予定も諸般の事情から7月に延期され、結局、開催叶わず、今回、オンライン(開催)となった経緯。

出典:ウドー音楽事務所Facebookページ(画像は投稿にリンク)

問われる音楽の聴き方

まず語られたのは、最初はUFO Pete Way:ピート・ウェイなど

出典:BARKS(画像は記事にリンク)

著名ミュージシャンの訃報に接する機会が増え、伊藤政則さんは、我々の音楽の聴き方が問われていると。

意味するところは、自分のお好きな音楽を聴くのに当事者の背景、考えに触れながら向き合いたいといった特性に言及したもので、どんどん当事者から話しを聞ける状況が失われていっている現実。

好きなアーティストが取り上げられた雑誌等を楽しみに読んだ時間を重ねた者としては、よく理解出来る指摘。

伝説のロック・フェスティバル、別れた明暗

そして、話題の中心はロックファンに爪痕を残し、昨今のミュージックシーンでは隆盛を極めていたフェス(ティバル)。

深掘りされたのは、音楽舎が招聘元となったスーパーロック ’84 と、スーパーロック’85。

Whitnesnake, SCORPIONS, Michael Schenker Group, BON JOVI, ANVILというラインアップで成功を収め、

翌年(=’85)もということになり、開催が模索されたは良いが、ラインアップが固まらない・・

そこへ伊藤政則さんのもとへ「どうしたら良いでしょう?」といった相談の連絡が舞い込み、

伊藤政則さんの貴重なここだけ話し(の数々)

「Woodstock:ウッドストックみたいにしたら?」と深い意味なく回答したところ

真意と違う形で、オールナイト開催で話しが進んでいってしまったと。

結局、DIOFOREIGNERSTING、MAMA’S BOYS、ROUGH CUTT、EARTHSHAKERといった顔ぶれが揃うも、

当時は知名度が皆無とも言えたお台場の原っぱでの開催に台風直撃で地面がぬかるみ、沼と化すというカオス空間に、、。

実は自分もこの日友人と聴衆の一人と化していて、ドロドロになったことは今となっては懐かしき思い出ですが(苦笑)

原体験を持つ者として、(STING登場まで2時間など)舞台裏で何が起こっていたのか?など、興味深き内容でした ^^

残暑、在宅で堪能したロック語り

当初は、会場(Club Quattro SHIBUYA)に行くつもりでいて、チケット販売を見つけられず、

「(それ)じゃオンラインにするか」と、想定していたオンタイムでの視聴も当日の展開で叶わず・・

週末(土曜)になって、ようやくといった感じで向き合えたモニターしたが、結果としては周囲が静けさに包まれた中、

イベント中の様子.-

自分が興味を持っている話しを1時間45分(のはず)、ヘッドフォン装着しながらじっくり耳を傾けるという、とても贅沢なひと時を過ごすことが出来ました。

8月30日(日)23:59まで見逃し配信可.-

次回もオンライン開催の見込みですが、同じ感じでいこうかなと ^〜^♪


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