HM/HRシーンには欠かせぬ音楽評論家 伊藤政則さんの
〜今のうちに語っておきたいロックの歴史がある〜
とサブタイトルされたトークショー『遺言』に参加。
シリーズ14回目にしてようやくの初参加で、立ち上がりの頃から本イベント開催について承知していたものの
シリーズ化されているわりに『遺言』のネーミングに違和感を覚えていたり。
ロック界に刻まれた知られざる事実
BURRN!広瀬和生編集長が聞き手となりの披露されたトピックに耳を傾けると・・
「なるほど、こういうことかぁ〜」と、(ネーミングに)納得。まず最初に取り上げられたのが、
BON JOVI, Ozzy Osbourne, Motley Crue, Cinderella, SKID ROW等が名を連ね、
ソ連時代(現 ロシア)のモスクワで開催された Moscow Music Peace Festival:モスクワ・ミュージック・ピース・フェスティバル」の舞台裏の模様が、
全体の半分強の尺を使って披露され、出番を巡ってOzzy OsbourneのマネジメントとMotley Crueの間で一悶着した挙句、血気盛んなメンバーから鉄拳が飛んだり、
フェス公式グッズが販売されたもののその販売が確立されておらず無料放出されたという「?」な展開に、
そもそもフェスティバルの発案が司法取引に基づいたものであったり等々、
当時、ソ連への入国手続きの煩雑さから西側メディアからの現地取材が殆どなく
本フェスティバルそのものは私自身承知していたものの、知られざる衝撃のエピソードが次々と披露され、いきなり身を乗り出さされる展開となりました。
この件は断片に過ぎず、秋口には『THE 伊藤政則』なるBURRN!ムック本が発売され、
そこにはリアルタイムで掲載されることのなかったMETALLICAの(通称)ブラックアルバム完成時のJames Hetfield, Larz Ulrichの各1時間に渡るインタヴューに、
Gary Moore/Still Got The Blues完成時のインタヴューが掲載される予定とのこと。
当時の編集方針からお蔵入りとなってしまっているデータも相当するあるようで、
今後も続くであろう『遺言』は、トーク形式で「ロック史の断片に触れることの出来る貴重な機会なんだなぁ〜」と、
語り継がれるべき史実が大量にあることを知り、ロック好きとして、シリーズの意義を十二分に感じることが出来ました。
また、伊藤政則ならではの喋りの上手さがエンターテインメント化の領域に達し、多くのリピーターを惹きつけていることも実態。
直に情報通にアクセス出来る貴重な機会
1時間半に及ぶトーク終了後、(伊藤政則さんの著書『遺言』を購入し)グッズ購入先着60名に入っていたことから
伊藤政則さんによるサイン or ツーショット撮影の特典が付与され、
後者📸を選択。
グッズ購入特典参加には意図もあり、今週末(8日 土曜日)に開催を控えた
John Sykes Fan Convention⬆︎に参加する皆さんに「伊藤政則さんならではのJohn Sykes情報をヒアリングしてシェアしたいなぁ〜」と考えていて、
その意図も達成できたので、内容は8日(土曜日)当日に ^〜^/