ハンバーグ師匠でお馴染み井戸田潤さんの『ハンバーグ師匠のMoto Life』読了。
読了といってもヴィジュアル主体70ページ程度のフォトエッセイで、読み始めから最終頁までサクッと。
(2023年)11月初旬に開催された井戸田潤さん/ハンバーグ師匠に会える本書発売記念イベントで入手していた経緯。
内容は、タイトルに掲げられたモトライフの通り、
“「アメトーーク!」で鮮烈なお披露目を果たし、走れば誰もが注目するアイコン的存在。いまやハンバーグ師匠の代名詞といっても過言ではない。”(p10)
というピンク色鮮やかな愛車SLP号を中心としたバイクにまつわる話題。
“「やった〜! 『アメトーーク!』にバイク芸人で出られるなんて嬉しいな〜! オレのバイク見たらみんなに羨ましがられちゃうかもなぁ・・・。ピンクのハーレー、かっこよすぎてごめんなさい」みたいなノリで相当ワクワクしてた。
で、いざ収録に行ったらもう、ゲボ吐きそうなほどイジられ倒したわけですよ。
その回ではジュニアさんがオレのバイクを見て「カイヤさんが乗ってそうなバイクやな」って言ったところから、「カイヤモデル」ってイジられ始めて、(以下省略)”(p34)
といったお披露目秘話?あれば、
” ネットニュースで取り上げられるって、良くも悪くも芸能人として注目されてる証拠だと思うんだけど、オレのバイクも記事になったんですよ。
「井戸田のハーレーイジった芸人たちが次々と謹慎になっている」って内容で。”(p53)
という拡散からお清めすべく来訪があったというエピソードに、
” オレがNSCに入った当時、吉本興業名古屋事務所の所長がハーレーに乗る人だったんですよ。所長はオレがバイクの免許を持ってるってなんとなく知ってたらしく、ある日、所長がハーレーに乗ってきたにもかかわらず居酒屋で酒を飲んじゃったことがあって。”(p20)
といった井戸田潤さんの個人話しも少し載っていて、ハンバーグ師匠旋風に完全に乗り遅れていた身としては、
ほんのり波に乗りかけられたように感じられたのと、趣味が高じていくと
” ありがたいことに、ハンバーグ師匠のバイクチャンネルをきっかけにして舞い込んだ仕事がいくつもあるんですよ。”(p65)
と人の輪が拡がり、日常も次第に変化していくということは、趣味を持つことの効用として今一度学ばされました。