先日、読み始め記⬇︎をアップロードした
泉麻人さんの『大東京23区散歩』をその後、
墨田区【その二】
江東区【その一】【その二】
品川区【その一】【その二】
目黒区【その一】【その二】
大田区【その一】【その二】
世田谷区【その一】【その二】【その三】
渋谷区【その一】【その二】
中野区【その一】【その二】
と読み進め、全668ページあるうちの421ページまで到達。
馴染みの地、商店街紀行を楽しむ
読んだところでは個人的に本書のハイライトと思っていた
” ここは「なつかしい商店街」を謳い文句に時折夜市なども催しているらしい。
映画『ALWAYS 三丁目の夕日』以降の一つのハヤりともいえますが、中野南部には何本かこういう散歩心をくすぐる旧道じみた横筋が存在します。”(p406/中野区【その一】)
或いは
” 日本でロケされた007映画『007は二度死ぬ』(’67年)のなかで、丹波哲郎が指揮する日本のスパイ支部の秘密装置として当時の丸ノ内線車両が登場しますが、
あのロケは中野坂上から出る支線で行われた、とは以前関係者に伺ったことがあります。
そんなジェームズ・ボンドも乗車したらしい支線区間を束の間走って、一つ目の中野新橋で降車、通りの先にこの町のシンボル、神社調の赤い橋が架かっています。”(p405/中野区【その一】)
中野区に関する嬉しくさせられる記述に、「へぇー」とさせられたトリビアに。
その他、
” 代々木上原ほどお高くなく、いまや都営新宿線に乗り入れる京王新線の方しか停まらない初台、幡ヶ谷に比べ新宿に出やすい。
中野あたりにも京王バス一本で出られることから、シャレた町並みとかにこだわらない、サブカル志向の若者に好まれています。”(p396/ 渋谷区【その二】)
去年、久々訪れて笹塚について考えていたりしたことから、泉麻人さんの考察を興味深く感じたり・・
傾向として、街の商店街が記述が絡んでくると「これ、行ったな」とか「あそこだな」といった感じで惹き込まれ、
今回、読んだパートは渋谷区を含め馴染みの場所がちらほら登場してきたので、現実感を抱きながら楽した部分が多かったです ^^
残すとこ九区で十八篇。北側から再び東側となりますが、一気に感じてみたいと思います。