マーケティングを学べば、ビジネスが分かる
先日書いた、お金を使わず、億単位の売上を上げてしまうという世界No.1マーケッターのジェイ・エイブラハムの教材を入手して、お勉強。
>> お金を使わず、アイディアだけで億単位の売上を作ってしまうジェイ・エイブラハム <<
No.1 マーケッターの大原則 = 市場の黄金律
ジェイのマーケティング理論の根幹を成すものとして「卓越の戦略」と称されるものがあり、
この理論を確立するに当たって、アメリカ国内で業界2位に対して約4倍の事業規模でひた走る会社経営者と面会する機会に恵まれた。
この時、既にジェイのコンサル料が2,000万円だったそうで!礎的なものは出来ていたんだろうと思いますが
会社経営者曰く「クライアントと精神的な結びつきを持つために多大な努力をしていた」そうな。
具体的には「リーダーシップを売る」という事を目的と見做し、クライアントと「同じ気持ち、悩みを共有出来ている」立場を共有している事を示し
市場の中でリーダー、権威、助言者としての影響力を発揮していった。
情報とアドヴァイスは違う
当該企業(以下、企業)は、単に情報を与える事と、アドヴァイスを与える事の違いを明確に理解し、クライアントに向き合う際は「納得感のある、確かな根拠と共に」、具体的なアドヴァイスの提供に努めた。
クライアントの多くは、自分が何を感じているか、明確に言葉に出来ないし、表現する手段も持っていない事を理解。
それゆえ、その想いや苦心を理解してくれて、はっきりと声に出して行動で示し、論理的で強力な戦略を立てるサポートをしてくれる所を信用する。
クライアントから信頼を勝ち取るべく「信用できると感じられる、ものの見方を提供すること」。その役割を果たす上でリーダーシップが機能した。
システム(画一的対応)の時代の終焉
個別対応を失い、誰もが同じルールに従って処理されるシステムを導入する多数派、「個性がなく、価値観もない。」な存在に甘んじる事無く、
システムが正しいのではなく、クライアントのルールが正しいとの立場を徹底。
つまり、企業が重視したのは「人(クライアント)との絆」で、アドヴァイスを通じで、クライアントが次のステップに進める手助けをした。
見方を変えた言い方をすると、クライアントにいたずらに情報を提供しても、「(クライアントは)それを使って、何をしたら良いのか、なぜそれをするのか、本質的な部分で分らない」ため、
企業は、点を繋いで線を作り・・ 計画を立てさせ・・ 次のステップを踏めるような保護者の役割をリーダーシップ的に担った。
端的にまとめると企業はクライアントが・・
「ガイドを求めている、必要な情報を求めているということを知っていて」
その事に意識を向けた事が、業界で圧倒的な地位を獲得する事に繋がった。
テーラーメイド(誂え)の時代
上記、自分が消費者の立場でサービスプロバイターにリクエストであったり、クレームを申す際、とかくマニュアルに応じた対応をされがちで
逆の立場で自分も型にはまった対応をする事で、省力化を図りがちですが
「卓越の戦略」を学ぶに、しっかりと相手方とコミュニケーションをとって、解を導かないと、市場で淘汰されてしまう。
とかく法人対法人(B to B)と言えども、多分に個人の信頼で成り立っている面もありますから、「企業」と記した部分、「個人」と読み替えても、身近なところで感じられる事ですよね。