全米No.1マーケティング・コンサルタントとの評価を受けるジェイ・エイブラハムを本で学ぶなら
この一冊と言われる『ハイパワー・マーケティング』を読了。
一旦、中間記をアップロードして以降の
>> ジェイ・エイブラハムに学ぶ、人生が必ず一変するマーケティング:『ハイパワー・マーケティング』中間記 <<
目次立ては・・
第10章 ジョイント・ベンチャーを仕掛けていく
第11章 紹介システムを導入する
第12章 関係の途絶えたクライアントを取り戻す
第13章 ダイレクトメールは一万人の営業舞台
第14章 可能性の高い見込み客を特定しよう
第15章 テレマーケティングで爆発的な利益をあげる
第16章 クライアントとの関係を維持し、深める戦略
第17章 目標達成するために過去を分析する
第18章 成功に終わりはない
第19章 あなたは自分が思っているより恵まれている
と、書き写すだけでも濃厚なボリュームですが(笑)
最終章(第19章)で読者へ向けた熱いメッセージが印象的であったので、
個別のコンセプトについて取り上げるよりも良いであろうと、同章からのダイジェストで読了編を構成。
人生を変える三つの問いかけ
” 1. 自分の真の専門技能を認識し、評価したことがあるか。また、活かせる個人的な資質を検討したことがあるか
2. あなたが発揮してきたスキルの中で、ビジネス、または特定の業種に本質的な価値を持つものは何か
3. あなたが成し遂げたものの中で、人が高い評価をし、それを学びたがり、自社に利用して同じ利益をあげようとするようなものは何か
・・中略・・
会社員から転身し、自営業のコンサルタントになってお金を儲けるには、「隠れた財産」を見いだす概念を理解し、
過小評価されている自分の価値をいかに証明し、それを数値化して提示するかを学べばいい。
他人のために隠れた儲けのチャンスを見いだしてあげることで、利益が確約されたコンサルタントに転身することもできるのだ。” (p292-296)
チャンスは身近にある
” 会社に存在する「問題」は、いつも経済的利益をあなたに与えてくれるチャンスといえる。
その問題を解決する方法を見つけたら、あとは解決策を言い値で売り出せばいい。” (p299)
何よりも優先されるべきこと、とは?
” 収入の限界は、あなた自身の心にしかない。あなたやあなたの会社、クライアントが本当に実現出来る限界を、むやみに低くしてはならない。” (p290)
” 物事に取り組むとき、ただ取り組んでいるだけでは駄目なのだ。あなたは最高に充実した人生を演じるように求められているのである。
あなたは、一体何者なのか、自分は一体何を求めているのかを解き明かさなければならない。
これはきわめて重要なことである。
なぜなら、私が会うほとんどの人が、自分が人生でどこに向かっているのか、そして自分が人生に何を求めているのかを知る糸口を見いだせないでいるからだ。
どんな成功も、どんな達成感、喜び、繁栄、幸福も、ほとんどが彼らにとっては偶然に起こったものなのだ。
人生には、ビジネスや個人生活において、自分が求めるものはもちろん、それ以上のものを与えてくれる力が潜んでいる。いや、その何倍もの力といっていい。
だが、自分がどこに向かっているのかを知らなければ、そして、その経験から自分が何を求めているのかを知らなければ、何も得られない。
あなたは、自分に問いたださなければならない。
「私は誰か?私が求めるものは何か?私が幸せになるものは何か?そうでないものは何か?
私の長所、欠点はどこにあるか?そして、自分の人生、仕事、ビジネス、人間関係において、私が一番貢献できる場所はどこなのか?」
お金儲けに最高のスリルを味わうのもいい。時間を楽しむだけのお金さえあれば十分というのもいい。
モノに執着しないのも、執着するのもいいだろう。私は、何かを押しつけたりはしない。
ただ、私がいいたいのは、自分の望むものが何かわからなければ、それは手に入らない、ということだ。
そして、何より先に、自分にとっての成功の意味を知らなければ、自分の望みはわからないのである。
あなたが何より優先すべきなのは、自分が求めているものを明らかにし、それが得られる道を間違いなく進むことだ。” (p301-303)
マーケティング版、打ち出の小槌
最後のメッセージで、要はマーケティングは人生の目的を達成するための手段で
それが本書では実践済みのコンセプトが豊富に紹介されている事になります。
例えば、2月のセミナーズフェスタに登壇されていた湘南美容外科クリニックの相川佳之院長は
>> 相川佳之さんの情熱経営はじめ、セミナーズフェスタ2015 SPRING 初日のまとめ <<
実直に、ここで書かれた内容を実践され、年商250億円で業界を牽引する立場に君臨する結果を得る事に至ったと。
同様の事は、本書を監訳された(行政書士他の)金森重樹さんも
業界平均年収の30倍に相当する年収1億円を突破するに至った経緯が、「監訳者からのメッセージ」に綴られています。
300ページ超のボリュームで読みだけで相応のエネルギーが要り、読み終えた段階の自分は圧倒され気味ですが・・
人生で求めているものが明確で、マーケットで本書で紹介されたコンセプトの数々をテストする事を厭わない方にとっては
とてつもない一冊であることは断言出来そうです。