先週末はスピリチュアル関連の大ベストセラー『ザ・シークレット』への出演や
日本国内で9冊に及ぶ翻訳本が出版されていて、お馴染みのジョン・ディマティーニ博士の広範に及ぶ教えを短時間で学べるセミナー「ディマティーニの叡智が3時間でわかる」を受講。
ジョン・ディマティーニ博士については本ブログで昨年、著書『成功のタイムリミット』の読了記をシリーズでアップロードしたり、
一昨年に遡ればジョン・ディマティーニ博士自身の講演の模様を取り上げたり、
断続的にフォローしている対象となっています。
今回は、ジョン・ディマティーニ博士ご本人の登壇によるものではなく、(ディマティーニ博士の)著書を翻訳されている染川順平さんのファシリテーションによって進行。
セミナーは3時間(+α)ノンストップで、以下、理解出来た範囲となりますが、新しい学びに目を見開かされる刺激的な機会となりました。
ファシリテーターを務める染川さんは、ジョン・ディマティーニ博士に出会うまでは、セミナー、書籍等を通じて、さまざま人生についてのノウハウを学ぶも
「知る」「分かる」といった次元に「学び」は浸透するも、腑に落ちて「学び」をベースとして「生きる」次元までは行かず、人生のどん底にあった。
そして、その時期にジョン・ディマティーニ博士と出逢い、説かれた人生についての教えが腑に落ちるところまで達し、以降の人生が劇的に変わっていく経験をすることになった。
セミナーでは、そんな染川さん自身のご経験を交えて進行。
ディマティーニ・メソッドの根幹は「愛と感謝の科学」
ジョン・ディマティーニ博士の教えを突き詰めると、「愛と感謝の科学」であり、愛とは無条件の愛(この世界は全部、愛で出来ている)で、感謝とは真の感謝で、科学とは再現性があるということ。
この前提をもとに、その内容がブレイクダウンして語られていることになりました。
特に興味深かったのは、多くの人が陥っている考え方は線形思考と呼ばれ、過去の延長線上に現在があり、そして未来に繋がっていくという(積み重ねを重視する)考え方。
この考え方では、過去の後悔や罪悪感から未来に対して不安、恐れを抱いてしまうことになる。或いは努力を積み重ねていくことで、現在がどんどん重くなってしまう。
これに対してジョン・ディマティーニ博士が説いているのは、非線形の生き方で、この世界は飛び飛びの非連続で出来ているという解釈(考え方)。
この考えは、ジョン・ディマティーニ博士が独自に説いているものではなく、物理等でも検証されている事柄だそうで、
人は過去と未来を分離したものと考えているが、真実は区別がないものである。
私なりの解釈を加えれば、未来は過去に影響されないということでしょうか。
この辺り私の理解がまだ浅いので、ご興味のある方は『成功のタイムリミット』👇 を参照頂ければ理解の助けになると思います。
私自身、内容の重要箇所が抜け落ちていたようなので「再読の良いタイミングであるな」と。
学問的裏付けによって見出された真実
セミナー冒頭では、ジョン・ディマティーニ博士について紹介があり・・
幼少の頃の肉体的なハンディキャップに加え、学習障害があったところから、
292の学問を修め、更に形而上学や膨大な読書記憶を持つまでに至り、
御年62歳でスーツケース片手に世界各国を飛び回り、ディマティーニ・メソッドを伝授するライフワークに邁進されているとのこと。
示される教えには、それぞれ学問的な裏付けが示され、上記の広範に及ぶ学びから独自に統合された内容も含まれています。
私の立場では、考えを疑うことすら思いつかなかった事柄に対する新たな真実の提示に、本文の前半に書いた「刺激」との表現に繋がっていったのであろうと・・
今回のセミナーは、あくまでも広く浅くといった概略的に入り口でしかないので、機会を改めて、その本質に近づいてみようと思います。