現在、神田昌典さんの読みかけの本が2冊。1冊は神田昌典さんが主宰されている顧客獲得実践会の会員向けにセールスライティングについて書かれていたものをまとめ『禁断のセールスコピーラインティング』
と、もう1冊は電子書籍版で購入した監訳の立場で関わられた『「型を破る人」の時代』。
購入後、中断していましたが『禁断のセールスコピーライティング』の読書を再開。
文章とは・・、売れるメッセージとは・・
受講中の「実践会アカデミー」の教材でもセールスコピーライティングについて学んでいますが
多面的に捉えられるという意味で、同じ受講生の方からも後押しもあり、購入した次第。
神田さんが文章の役割と定義する
” 文書はね、情報を伝えるものじゃないんだよ。気持ちを伝えるものなんだ。” (p35)
を土台に、
「商品をどういう口で販売すれば、売れるメッセージになるか?」という点について「2つの大きなステップ」があるとして・・
” 売れるキャッチフレーズというのは、その深い理解から生まれるのである。売れるキャッチフレーズが思い浮かばないのは、適切な質問を仕方を知らないからだ。
そう、適切な応えは、適切な質問をすることよって得られる ” (p26)
「適切な質問」はセールスコピーライティングの分野に止まらず、人生の質に及ぶとまで神田さんが言い切られる大事な事柄。
黄金律「PASONAの法則」とは?
次いで、2つ目の重要なポイントは、物語を語る “順番”。これが神田昌典さんを代表する1つのアプローチ法で
「PASONAの法則」と称される、顧客の購買心理を人間が行動するメカニズムに落とし込んだライティング・テクニック。
P(=Problem)・・・問題点の明確化
A(=Agitation)・・・問題点の炙り立て
So(=Solution)・・・解決策の提示
N(=Narrow Down)・・・絞り込み
A(=Action)・・・行動への呼びかけ
上記プロセスに従って・・
” 自分を主語にするのではなく、「 相手を主語に」を考え続けなければならない ” (p5)
” 人間は無意識レベルでは、否定形と肯定形を区別できない。” (p55)
等々、売れるためのノウハウが事例をもとに事細かに手引きされています。
経験は自信を裏打ちする
また、
” 自分が発信した情報が、相手から評価・判断を受けると、脳の神経回路が太くなる。
すると、今までは、ちょっと無理があるかなぁと思っていても、自分に自信が持てるようになる。自信を持つと、それを見ているお客も「さすがだ」と感心する。” (p65)
と、原則的な事ですが場数を踏む事の重要性についても内容が及んでいます。
さて現在、第1章まで。残りあと4章、190ページと濃密な学びの旅です。