週末は連夜の映画鑑賞。
数日前の新型コロナウイルス感染拡大防止に関する医師の会見で『感染列島』なる映画に関して例示があり、
「その映画あるかな？」と、amazon prime video内を検索すれば・・
見事、ヒット！
感染列島（プレビュー）
2009年公開とのことですが、
今、この時期、TVで流したりなどしたら「良くも悪くも凄い反響だろうなぁ」と思わされる現実感で、
先日、読了した『ファクトフルネス』⬇︎に、
かのビル・ゲイツも「怖いのはミサイルよりも、微生物」と数年前に予見していたとか。
本作（『感染列島』）で感染症の怖ろしさを1つのストーリーとして見せつけられると、
自身の行動で周囲を危険に晒すようなことはしていけないことに、
医療の最前線で日々現実に格闘されている方々への深い感謝の念を抱かざる得ない心情に導かれます。
今、この時にこそ視聴すべき
ところどころ「（罹患者たちとの接触シーンなど）演出が粗いかなぁ・・」と感じられた箇所はあったものの
例えば人工呼吸器が足りない状況で下さざる得ない非情の決断に、
直前まで元気であったのに、突如現れる感染症を自覚させられる絶望的な症状に、
エンディングも人間の無力さについても描かれ、
今、我々が直面する現実に、もろもろ考え及ばされるズシ〜ンと重たい作品でありました。
Comments
Related posts:
リチャード・リンクレイター監督が初期作品で映し出した実験的な世界観：映画『スラッカー』鑑賞記
ケヴィン・ベーコン演じる悪徳保安官とパトカー乗っ取りの少年たちとの攻防：映画『コップ・カー』鑑賞記
アルゼンチン発、一線を越えてしまった主人公が起こす共感できる騒動集：映画『人生スイッチ』鑑賞記
マシュー・ヴォーン監督のセンスが光るスパイアクション映画『キングスマン』鑑賞記
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が「バードマンあるいは（無知がもたらす予期せぬ奇跡）」で描いた世界観に惹き込まれた
話題作の「テッド」をDVDで見てみた：映画「テッド（ted）」鑑賞記
ヤン・オーレ・ゲルスター監督が描くドイツ青年の冴えない日常：「コーヒーをめぐる冒険」鑑賞記
ブラッド・ピットが戦場での苦悩と覚悟を熱演した「フューリー」鑑賞記
サム・ロックウェルが誤射で大金を手に入れ、苦悩する等身大の男を演じた「転落の銃弾」鑑賞記
リアム・ニーソンがハイジャッカーと緊迫した攻防を好演：「フライト・ゲーム」鑑賞記
愛、諦めない心が起こした奇跡の実話：『ロレンツォのオイル』鑑賞記
ジェームズ・スペイダー主演の海外ドラマ「ブラックリスト」のさわりを見てみた